台東区議会 > 2013-06-17 >
平成25年 6月産業建設委員会-06月17日-01号

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  1. 台東区議会 2013-06-17
    平成25年 6月産業建設委員会-06月17日-01号


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    最終取得日: 2021-09-13
    平成25年 6月産業建設委員会-06月17日-01号平成25年 6月産業建設委員会 産業建設委員会会議録 (閲覧用) 1 開会年月日   平成25年6月17日(月) 2 開会場所    議会第1会議室 3 出 席 者   委員長    君 塚 裕 史    副委員長 冨 永 龍 司   (8人)    委員     鈴 木   純    委員   寺 田   晃           委員(議長) 和 泉 浩 司    委員   青 柳 雅 之           委員     堀 越 秀 生    委員   橋 詰 高 志 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   区長                    吉 住   弘           副区長                   生 沼 正 篤
              企画課長                  佐 藤 徳 久           経理課長                  村 田 和 正           文化産業観光部長              田 邉 英 一           にぎわい担当部長              本 間 千 晴           にぎわい計画課長              橋 本 晃 仁           文化振興課長                黒 田 治 子           産業振興課長                河 井 卓 治           観光課長                  三 田   昭           文化産業観光部副参事            遠 藤 成 之           健康課長                  木 村 隆 明           都市づくり部長               奥 原   崇           都市計画課長                伴   宣 久           まちづくり推進課長             菅 谷 健 治           地区整備課長                前 田 幹 生           建築課長                  寺 田   茂           住宅課長                  伊 東 孝 之           都市づくり部副参事             原   健一郎           土木担当部長                上 野 俊 一           交通対策課長                望 月   昇           道路管理課長                吉 田 美 生           土木課長                  春日谷 尚 之           公園課長                  原 嶋 伸 夫           教育委員会事務局庶務課長          嶋 田 邦 彦           文化産業観光部参事芸術文化財団)                           (文化産業観光部長 兼務)           文化産業観光部副参事(芸術文化財団・経営課長)                                 三 瓶 共 洋 7 議会事務局   事務局長      西 島 久 雄           事務局次長     野 村 武 治           議事調査係長    行 田 俊 男           書記        中 村 壽 秀           書記        浅 見   晃 8 案件  ◎審議調査事項   案件第 1 第52号議案 東京都台東区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例の一部を改正する条例   案件第 2 第53号議案 東京都台東区立公園条例の一部を改正する条例   案件第 3 陳情23-18 「TPP参加反対の意見書」の提出を求めることについての陳情   案件第 4 陳情25- 3 浅草病院移転による隅田川のスーパー堤防整備についての陳情   案件第 5 陳情25- 7 モノづくりのマチづくりへの協力についての陳情(6月11日取り下げ願い提出)   案件第 6 陳情25- 9 根岸地域にふさわしい街づくりをすすめることについての陳情   案件第 7 陳情25-12 今戸二丁目における「隅田川のスーパー堤防整備」についての陳情(新付託)   案件第 8 陳情25-13 今戸二丁目における「観光バス駐車場整備」についての陳情(新付託)   案件第 9 陳情25-14 区有地と一体となって、安全・安心の防災まちくり(再開発事業)を住民主体ですすめるための陳情(新付託)   案件第10 陳情25-16 江戸千家の隣地を買い上げポケットパークにすることについての陳情(新付託)   案件第11 陳情25-19 教育環境に配慮し良好な住宅を誘導する街づくりについての陳情(新付託)   案件第12 特定事件の継続調査について  ◎理事者報告事項文化産業観光部】   1.補正予算について         ………………………資料1 にぎわい計画課長都市づくり部】   1.補正予算について         ……………………………資料2 都市計画課長   2.第21回まちづくり「下町塾」の開講について                      ……………………………資料3 都市計画課長   3.浅草通りシンボルロード整備について                      ……………………資料4 まちづくり推進課長   4.今戸二丁目地区市街地再開発推進協議会について                      ……………………資料5 まちづくり推進課長   5.浅草橋駅周辺環境整備について   ……………………………資料6 地区整備課長   6.密集住宅市街地整備促進事業の進捗状況について                      ……………………………資料7 地区整備課長 【土木担当】   1.稲荷町自転車駐車場の整備及び指導整理区域の指定について                      ……………………………資料8 交通対策課長   2.民間駐輪場の整備に伴う区立自転車駐車場等の廃止について                      ……………………………資料9 交通対策課長   3.隅田公園オープンカフェ設置に伴う対応について                      ………………………………資料10 公園課長           午前10時00分開会 ○委員長(君塚裕史) ただいまから産業建設委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎吉住弘 区長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。  また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、案件第1、第52号議案、東京都台東区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案は、理事者報告事項都市づくり部の3番、浅草通りシンボルロード整備について、土木担当の1番、稲荷町自転車駐車場の整備及び指導整理区域の指定について、及び土木担当の2番、民間駐輪場の整備に伴う区立自転車駐車場等の廃止についてが関連いたしますので、説明と一括して報告を聴取し、審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、第52号議案及び報告事項について、理事者の説明を求めます。  まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 それでは、浅草通りシンボルロード整備について、事業の進捗状況を含めましてご報告をさせていただきます。  恐れ入りますが、資料4をごらんください。まず、項番1の事業概要及び事業者についてでございますが、シンボルロード整備事業は東京都が実施をしている事業でございまして、本区においては、既に中央通りは平成21年度に完了し、現在は浅草通りの昭和通りから江戸通りまでの区間、延長約1.6キロメートルを整備しており、完成は27年度末を予定してございます。  次に、項番2のこれまでの経緯につきましては、平成2年から電線類地中化工事を開始いたしまして、平成16年度には街路灯94基の整備を行い、平成22年2月から本格工事に着手しております。平成23年度からは樹種をサルスベリといたしまして、街路樹の植栽を開始いたしました。  次に、項番3の今後のスケジュールでございます。恐れ入りますが、裏面2ページをお開きください。平成18年度に歩道修景整備の一部として、昭和通り側を先行実施して以降、平成24年度からは昭和通り側からの工事に加えまして、江戸通り側からの工事も実施し、平成25年度は図面に記載のとおり、松が谷1丁目付近に約170メートル、それから雷門1丁目付近、約130メートルの区間を整備するとともに、田原歩道橋も撤去する予定でございます。  本格工事に着手いたしました当初における完成時期は、平成26年度末を予定しておりましたが、その後、東京メトロが施行いたします銀座線田原町駅改修工事が実施されることとなり、その工事との調整が必要となった関係で、シンボルロード整備工事の遅延が生じまして、現在、完成時期は平成27年度末となっております。したがいまして、平成26、27年度には、残る区間約470メートルを整備する予定でございます。  恐れ入りますが、1ページ、表面にお戻りください。次に、項番4の自転車駐車場につきましては、シンボルロード整備の開始当初から、放置自転車対策として歩道上の自転車駐輪場整備について地域住民の強い要望がございました。現在、暫定措置といたしまして、稲荷町駅周辺における自転車駐車場整備に関して、本区と東京都――これは建設局第六建設事務所でございますが――との間で協議が調いまして、東京都から道路占用物件の取り扱いとして認める方向であるということの確認がとれたところでございます。  今後、浅草通りの自転車駐輪場整備につきましては、稲荷町駅周辺は本年11月の整備完了を目指し、田原町駅周辺につきましても継続して東京都と協議を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  まちづくり推進課からの報告は以上でございます。
    ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 それでは、稲荷町自転車駐車場の整備及び指導整理区域の指定についてご報告申し上げます。  資料8をごらんください。ただいまご説明のとおり、浅草通りシンボルロードにおける自転車駐車場整備につきまして、都との協議が調ってまいりました。これによりまして、稲荷町駅周辺の自転車駐車需要に対応しまして、良好な歩行空間を確保するため、都道浅草通り上に自転車駐車場を整備し、あわせて自転車の放置を禁止する指導整理区域の指定を行うものでございます。  項番1、自転車駐車場の整備についてございます。施設名称、所在地は記載のとおりでございます。  恐れ入ります、1枚おめくりいただいて、別紙1をごらんいただきたいと存じます。稲荷町交差点の西側、地下鉄出口側の浅草通りの南北両側に赤い太線で示しております歩道上に、歩道と自転車走行帯との間の現在低木の植え込みとなってございます場所に電磁ラックを設置いたします。  恐れ入ります、資料の1ページにお戻りいただきたいと存じます。(3)の駐輪台数は77台でございます。貸し出し内容は1日利用、24時間営業でございます。使用料は、9月の使用料改定にあわせて1日利用で150円、使用開始から2時間無料で実施いたします。(7)の管理体制でございますが、午前中7時から10時までは1名の指導員が張りついて場内整理等を行い、それ以降はほかの無人駐車場と同様に、巡回指導員による管理といたします。開設は本年11月初旬を予定してございます。  次に、項番2の指導整理区域の指定についてでございます。指定する指導整理区域でございますが、他の指定区域と同様、自転車駐車場を中心に、半径300メートル程度の範囲について放置自転車の状況を踏まえて指定するものでございます。指定する区域の地番は記載のとおりでございます。  恐れ入ります、資料の3枚目、別紙2をごらんいただきたいと存じます。中心に稲荷町と書いた青い線で囲った区域の街区を形成する道路と、その中の公共の場所を指定するものでございます。自転車駐車場整備場所から半径300メートル前後で、特に放置自転車の多い状況の場所を指定するとともに、図にございますように、上野、御徒町、新御徒町の近隣の指導整理区域と接続させて、放置の拡大防止を図ることとしてございます。  恐れ入ります、資料の2ページをごらんください。1枚目の裏面でございます。区域の指定は、自転車駐車場の供用開始とあわせて11月初旬と予定しております。  指導整理区域の指定によります放置自転車対策の強化についてでございます。指定開始より、放置自転車の即日撤去を実施し、特に初めの1週間程度は毎日撤去を行うようにいたしまして、状況を確認しながら実施頻度を調整してまいります。  項番3の周知方法でございます。自転車駐車場の開業及び指導整理区域の指定についてを、立て看板、放置自転車への巻紙、広報紙及び町会回覧等によりまして、9月ごろより周知に努めてまいります。  項番4のスケジュールでございます。自転車駐車場の整備工事を9月から10月にかけて行いまして、11月初旬より自転車駐車場の開業と、同時に指導整理区域の指定を行い、撤去活動を実施していく予定でございます。  なお、稲荷町自転車駐車場の整備に伴いまして、工事費並びに管理運営に係る経費及び使用料、さらに指導整理区域の指定に伴い、放置自転車対策強化に係る経費及び輸送料につきましては、この後、都市計画課から報告がございますが、本定例会の補正予算に計上しているものでございます。また、田原町駅周辺につきましても、先ほど説明がありましたが、同様の駐輪場の整備に向けて、都と具体的な協議を進めてまいります。  稲荷町自転車駐車場の整備及び指導整理区域の指定のご報告は以上でございます。  続きまして、民間駐輪場の整備に伴う区立自転車駐車場等の廃止についてご報告申し上げます。  資料9をごらんいただきたいと存じます。本件につきましては、本年1月の産業建設委員会におきまして、ヒューリック浅草橋駐輪場の開設についてのご報告の中で、関連してご説明いたしたものでございますが、今般の条例改正審議に当たりまして、改めてご報告させていただきます。  初めに、項番1の廃止する施設の概要でございます。まず、区立浅草橋自転車駐車場でございます。収容台数は記載のとおりでございまして、ヒューリック浅草橋駐輪場が開設した2月以降につきましては、新規の定期利用を受け付けておりませんので、2月以前からの長期契約者及び1日利用のみで現在営業しているところでございます。これを6月30日の日曜日をもって終了といたします。  次に、浅草橋公園自転車置き場でございますが、こちらにつきましては、年度単位で70台ご利用いただいておりましたが、今年度の受け付けは行っておりませんので、平成25年3月31日をもって利用を中止してございます。  項番2は、廃止する駐輪場とかわりまして、公共の駐輪場として稼働しておりますヒューリック浅草橋駐輪場の概要でございます。収容台数は記載のとおりでございます。利用料金は、区とヒューリックとの間で協定を結びまして、区の利用料金に準ずる額としております。利用は2月8日から開始しております。  今後、浅草橋駅周辺の駐輪需要の担い手といたしまして、区の放置自転車対策と連携し、当駐輪場の活用を図ってまいります。  民間駐輪場の整備に伴う区立自転車駐車場等の廃止についてのご報告は以上でございます。  引き続き、第52号議案、東京都台東区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  この条例改正は、ただいまご報告申し上げました2件の内容を反映するものでございます。  お手元の新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。別表の(1)区立駐車場の表におきまして、現行の東京都台東区立浅草橋自転車駐車場を削除し、新たに東京都台東区立稲荷町自転車駐車場を書き加えることといたします。また、さらに同じ別表の(2)自転車置場の表から、東京都台東区立浅草橋公園自転車置場を削除いたします。  なお、附則といたしまして、浅草橋公園自転車置場及び浅草橋自転車駐車場の削除につきましては7月1日といたしまして、稲荷町自転車駐車場の規定につきましては、使用開始日にあわせて規則で定めることといたします。  第52号議案、東京都台東区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例の一部を改正する条例についてのご説明は以上でございます。  以上、よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、第52号議案について、ご審議願います。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 それでは、幾つかお伺いさせていただきたいと思います。  まず、シンボルロードの整備につきまして、これまでの経緯の中で、平成23年度から樹種をサルスベリというふうに決められているんですけれども、時間を見つけて地域の事業者の方とか、ちょっといろいろお伺いさせていただきましたら、やはりこれまでの植えられていたケヤキですか、要は葉っぱの大きさとか、地域の方々が歩いていて日陰があって助かったということだったんですが、今現在サルスベリに少しずつ変えていただいていると思うんですけれども、ちょっとボリュームか違うというんですかね、サルスベリにした経緯をお聞かせいただければと思いまして、よろしいですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  今まで樹種につきましては、東京都がいろいろと何がいいかということを検討してまいりました。地元のほうにも入りまして、アンケート調査を実施させていただきました。その結果といたしまして、平成22年度末でございますけれども、樹種につきましてはサルスベリということで決定をしたというような状況でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 ありがとうございます。ちょっと勉強不足で、すみません。私なりにお伺いした事業者の方には説明して回りたいと思います。  サルスベリとして問題がないということですよね。まあ、日陰が少なくなって、ちょっと申しわけないというのもある、いろいろな事情があるんだと思うんですが。  続きまして、今後のスケジュールの中で、田原歩道橋が撤去されるということで計画がされているんですが、これにつきまして、学校の近くでもありまして、撤去された後、どのように対応されるのか、予定がありましたら教えていただきたいと思うんです。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  まず、田原歩道橋撤去につきましては、実は平成23年8月10日付で、東京都に対しまして地元の町会、それからPTA、田原小学校から安全上、環境衛生上、これはホームレスの問題等がございましたが、歩道橋を撤去してほしいという要望を受けたところでございます。  それで、地元の町会並びにいろいろと調整をしてきた結果といたしまして、既に警察の協議が調いまして、歩道橋撤去に当たっては、横断歩道と、それから信号機の設置を先行実施した上で、歩道橋については平成25年度末の撤去を予定していると、こういう状況でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 ありがとうございます。ちょっと私、この現場を見に行きまして、通学時間帯というんですかね、朝の時間に見に行きましたら、やはり大人の方も含めて余り歩道橋を使っている方がいらっしゃらなくて、残念なことに車道を渡ってしまう方が、子どもたちはいなかったんですが、大人がかなり多く見られました。もうちょっと立っているだけで何人も横断したり、かなり車の量も多いんですが、その量を待ちながらでも車道を渡ってしまうというポイントということを確認させていただきまして。  横断歩道と信号機をつけられるということで安心はさせていただいたんですが、今までと違う通学路ができるということで、できることなら補導員をつけていただいたり、何ていうんですかね、黄色いおばさんというんですかね。           (「緑の」と呼ぶ者あり) ◆寺田晃 委員 緑のおばさんですね。可能ならば、なれるまでつけていただいたり、PTAの方に協力していただいたり、車の量が多いところでもありますので、可能な限り対応していただければと思います。  続きまして、稲荷町の自転車駐輪場の整理区域の件なんですけれども、違法駐輪がやはり多くて、自転車駐車場ができることは大変喜ばしいことだと思うんですが、おかちまちパンダ広場のように全く自転車がないように、理想的な形で稲荷町のほうも整備を進めていただきたいと思うんですが、喫茶店が交差点にあったり、自転車をとめやすい、とめたい地域でもあると思うんですけれども、周辺の事業者の方に説明はどのような形で、また、説明と同時に協力もしていただけるようにお願いしていったほうがよろしいかと思うんですが、これはどのような形で進めていくか、教えていただきたいと思います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 お答え申し上げます。  委員ご指摘のとおり、やはりパンダ広場のように、最初にきっちりやることで、自転車の置けない場所というふうな認識を持っていただくことは非常に大事だと思って、初めのうちに取り締まりを強化していきたいというふうに考えてございます。  近隣のお店等とのお話でございますけれども、これから地先にご説明に上がりますので、それとあわせて、その商店のほうにも、2時間無料という制度で進めてまいりますので、そういったこともあわせてご説明させていただきたいと思っております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 人の習性というんですかね、1台でも置いてあると、あっ、置けるんだなというふうに思ってしまう方もいらっしゃると思いますし、これが1台もとまっていなければ、パンダ広場のように置きづらいという地域環境というんですかね、つくれると思いますので、しっかりやっていただきたいと思います。  私のほうからは以上です。了承させていただきます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 議案については、賛成ということでいいんですけれども、ちょっと一、二点お伺いしたいのが、取り締まり強化はいいんですが、想定が77台で足りるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 毎年乗り入れ台数ということで、そこに、放置自転車も含めて、稲荷町周辺ですとおよそ200台ございます。委員ご指摘のとおり、77台で足りるかというと、丸々それが置くということでは当然足りない、物理的には足りないんですが、取り締まりを行うことによって、そもそも自転車で来る必要があるかないかという、そのボーダーラインにある方については、やはりそのほかの交通機関ですとか、徒歩とか、そういったところで公共の交通機関をできるだけ利用していただく方向にしていただきたいというのがあります。  それから、あと、若干離れはするんですが、その南にございます新御徒町の自転車駐輪場がございますので、その使い勝手によっては、そういったところ、あきがまだございますので、そういったところに誘導するというのもございます。ただ、それに対しまして77台だけではということもございますので、今後、昭和通り近辺の国道上の駐輪場の整備ですとか、また、まだ具体的な場所というのはございませんけれども、その近隣の、いわゆる浅草通りに対する後背地というところに、できれば駐輪場も整備していきたいなというふうには考えているところでございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 基本的に足りないと、ただ抑止をさせていこうと、それには最低限77台でも、こちらは整備したよという形と理解していいんだよね。それはそれでいいんですけれども、なぜですよ、浅草通りの東向きのほうが、この赤い太字が自転車置き場だとすると、多いのか理解に苦しむ。当然、稲荷町の次は田原町で、次は浅草ですから、自転車で来た人は浅草までは自転車で行くでしょうし、要は東向きのほうに、なぜボリュームをとって駐輪場の整備をするのかよくわからない、言っている意味がわかるかな。  銀座線に乗る利用者の形で考えれば、要は銀座に向かう上り線のほうが、より自転車で来て、置いて、乗っていくのが必然だと思うんですが、田原町から、稲荷町からあんまり浅草に向けて乗っている人は見ないんですけれども。それなのに、なぜそちら側に整備をしたか。1回、自転車をとめて、稲荷町の信号を渡っていかなければいけないわけでしょうか、基本的に言えば。だから、なぜ東向きのほうを倍以上に整備するのか、理由がわからないんですが、教えていただけますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 浅草通りに対して北側のほうにボリュームが多いというご指摘かと思いますけれども、これまでのシンボルロードを整備するに当たっての東京都、区と地元とのいろいろな協議の中で、駐輪場をどういうふうに整備するか、それから自転車の駐輪場を整備するかという話の中で、いわゆる地元了解というところで、ある程度そういったところで落ちついているというふうに認識しているところでございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 シンボルロードを整備するに当たって、一番ネックと言っては失礼ですけれども、あの仏壇屋さんのあの、要は組合の皆さんたちに配慮した結果が、北側に、ここならば銀行だ、交番だ、お寺だ、そんなに怒られそうもないからこちらにしたという、利便性よりもそちらをとったという形で理解しておけばいいですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 地元との協議でございますので、営業上の利便性とか、そういったところで、委員ご指摘のところもあるやと認識しているところでございます。 ◆和泉浩司 委員 了解です。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 私も何点かあるんですが、まず、浅草通りシンボルロードの整備の案件についてなんですが、先ほど寺田委員からサルスベリの話がありました。これはいろいろな経緯があったと思うんです。もともと桜の木ですとか、たしかクスノキだったかな、そういった問題、これは委員会で、最終的に報告あったのかな。ちょっと最終的にどういう形で、今のサルスベリで皆さんご了承されたか、現状どうなっているかだけ、ご報告ください。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  まず、委員会のほうの報告については、平成22年の第1回定例会で、樹種についてサルスベリという形で報告をさせていただきました。  地元の皆様方のほうから、桜の木を残してほしいといろいろございました。地元町会なり、住民の総意で東京都のほうにご申請いただいたものについては、一部残っているものもございます。しばらくちょっと懸案であった案件もございましたけれども、その案件につきましては、クスノキでございましたけれども、ご自分で撤去するということで、既に解決をしたというふうに聞いているところでございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 さまざまな経緯があったと思うんですが、そういったことで、今回サルスベリで、あるいは一部立派な桜の木がありますが、そういうのは残されたということだと思うので、きちんとシンボルロード、引き続き整備をお願いしたいと思います。  それと絡めてなんですが、私も最近は、この数カ月間、1カ月間、自転車でずっと行動しているんですが、浅草通りをずっとあの自転車道ですか、大分つながってきたので走っているんですが、どうしても自転車で行けないところがあるんですよね。あのバス停のところとか、あと、あそこを真っすぐ走っていると詰まってしまうんですけれども。あの辺の考え方というのは、これどうやって理解したらいいのかなというのがあるんですが、どうなんでしょうか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  シンボルロードの自転車道の設置については、東京都が具体的に進めている事業ではございますけれども、いろいろと地元の皆様方のほうからも、区長のお手紙等も含めて、せっかく整備をしたシンボルロードの自転車道について、途中でもって切れてしまったりとか、なかなか渡りづらい環境があると、こういうような状況があるというふうに私どもも認識しているところでございます。  それにつきましては、整備を進めております東京都のほうに、今の状況、実態をご報告させていただいて、改善できるところは改善するといったようなことで取り組んでまいりたいと思っておりますが、東京都は、今現状、整備を進めている状況だということなので、まだ具体的に整備の完了を目指している、これが今の到達の目標である、このように言っていると、こういう次第でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 いろいろご苦労があるところだと思いますが、今、非常に自転車ブームみたいな形で、本当に近所の移動に使っている方もいれば、それなりに整備された自転車で、結構なスピードで走っている方もいらっしゃって、その辺がまた新たな一つの課題にこれからなってくる可能性があるのかなと思いますので、ぜひ折を見て、実態みたいなものも、これから引き続き調査をして、何か問題点がありましたら、何とか改善に向けて動いていただきたいというふうに要望しておきます。  それと2点目が、稲荷町のこの今回の整備で、まず1つは、先ほどおかちまちパンダ広場の例も出たんですが、説明の中で即日撤去という話でしたよね。これ台東区ではまだやってないですけれども、周辺区では即時撤去、いわゆるその場で撤去していくというやり方、厳しいやり方をとっている区もあるんですが、最初のうちはそれぐらいやってもいいのかななんていうふうに思うんですが、その辺の取り組みぐあいというのは、どの程度なんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 即日撤去といいましても、おおむね3時間程度ですね、それこそ、ちょっとした商店のご利用とかもございますので、そういったところも確認しながらという意味もございまして、3時間程度置いてございます。  パンダ広場のように、とにかく先ほども申し上げました、置かれないような環境をつくるということにつきましては、撤去もそうなんですけれども、指導員を、特に朝の時間には常駐させて、置きに来た自転車については、駐車場のほうに入れるように誘導するということで、とにかく自転車を放置させないということについては、指導と撤去とあわせて実施していきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。まあね、いっぱいになってしまったこととか、いろいろなことが想定できますが、第一歩ということですので柔軟に対応していただきたいと思います。  それと指導区域が新たに指定されるということで、これでこのことに絡めてなんですが、駅前の放置自転車も問題なんですが、最近、集合住宅の前に、もう毎日のように放置自転車、住民の方だと思うんですが、この問題がちょっと徐々に大きくなってきて、いわゆる駐輪場の設置義務がある前の時代に建てられた集合住宅、そこはもう結構大変なことになっています。あるいは、設置義務の後に建てられた建物で、駐輪場がある程度整備されているんですが、そこからもあふれてしまっている、あるいは、そこが2層式とかになっていて、そこに多分上げるのが結構おっくうなので、もう歩道上とか道路上にわあっととめられてしまっているところがある。  今回、指導整理区域を拡張するに当たって、その辺の問題をもう少し突っ込んで考えていかないと、ある意味、設置義務、附置義務の台数のもう少しふやしていくとか、今たしか戸数分でしたよね。ファミリーや何かで2人、2台、3台持つのが当たり前の時代で、いわゆる部屋数しか駐輪場が整備されてないぎりぎりのところだと、当然あふれてくるわけですよね。そこの、いわゆる制度の部分も含めて、その点に関してはどうやって対応していくんですか。住宅のほうを、まず。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 お答えします。  委員ご指摘のとおり、集合住宅条例の中では、1住戸1台というふうに定めております。確かにご指摘のとおり、ファミリー等の場合は1戸に1台で、不足する場合もございます。  現状でございますが、ファミリー向けのマンションの場合は、1住戸1台以上設置している場合が多うございますが、我々といたしましては、きちんととめていただけるように管理規約、その他の中で、きちっと定めていただいて、駐輪場にとめていただけるように、今後も指導していきたいというふうに考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 現状を、ぜひいろいろ見ていただきたいと思います。本当に駐輪場がそれなりに整備されているんですが、多分ちょっとまだ体格のない子どもですとか、あるいは女性の方が買い物袋をかごに入れた状態で、2層式とかに上げるのは相当無理があるんです。ですから、実際、駐輪場があっても道路上に自転車がずらっと並んでしまうとか、あと、ちょっと古い時代に建てられたところなんかは、もう駐輪場がない状態で、自転車が常に前に並んでしまうということは、これ、今回、指定整理区域、広げることに当たって必ず出てきますので、そこは新たな課題として住宅課、あるいは交通対策課のほうと連携して、実態調査ぐらいからしっかり始めていただいて、今後の対策ですか、自転車乗るなと、持つなというわけにはいきませんので、どういう対策方法があるのか、ぜひ検討していただきたいということは、これは要望にさせていただきます。  それと、最後なんですが、先ほど説明ありました。ヒューリック浅草橋ビル駐輪場の500台、原動機付自転車が75台、これちょっと利用状況や何か、どういう状態になっているか、ご報告願います。
    ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 一番新しいところで5月の状況なんですけれども、500台に対して定期利用については155台、それから1日利用についても1日平均で17台程度ということで、まだ随分あきはございます。区のほうの1日駐輪場も廃止となりますので、これから浅草橋のほうもまだ放置自転車もございますので、そういったところに新しい駐輪場のほうに誘導するよう指導してまいりたいというふうに考えてございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 あそこも非常に立派な駐輪場が整備されたんですが、あれ地下ですよね、地下ちょっとおりていくということのあれがやはりネックになっている部分もあるのかなと思いますが、その辺は利用者、あるいは自転車の方たちにきちんと指導していただく、あるいは今回、廃止になることで、定期利用も含めてこちらに移行していくということがありますので、引き続き、そういった取り組みをしていただくということをきちんと要望させていただいた上で、我々の会派としては、第52号議案は賛成していきたいと思います。  以上です。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 第52号議案については了承いたします。  それで質問なんですが、稲荷町の自転車駐車場の件です。それで、先ほど和泉委員が質問されましたけれども、私もここでモデル的に駐車禁止エリアを決めて、指導整理区域ですか、そこを決めて、ここに路上のラック式の駐車場という格好なんですが、この77台で本当にキャパシティが相当足りないなというふうに思います。  それと、1人を配置してやるということなんですが、料金の支払い方法とか、その辺についてはどういう形でされるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 自動精算機を設置いたしまして、利用料金については無人で管理すると、そういう状況でございます。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 77台、ここがきちんと利用されてというのが望ましいかなと思うんですが、なかなか駅周辺の自転車対策というのは、もう頭を悩ませているところだと思いますが、ここの駐輪場ができて、ここでしかとめられないよということになると、やはり駅の一本、二本裏の路上にとめるというのが三ノ輪周辺とか、あちこちでも見られるんですが、その辺の、先ほど見回り体制とか、そういう整備指導というのがありましたが、そのへんのところというのは、相当人の配置も必要でしょうし、先ほど予算の関係ありましたが、その辺の人の配置とか、そういう点についてはどういうふうにされますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 指導整理区域ということで、浅草通りの後背地の撤去可能なところになりますので、どこをどう撤去するということにつきましては、今後、委員ご指摘のように、どこがどう放置がふえていくかというのを見据えまして、今後の撤去計画というところに生かしていきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 稲荷町の77台、テスト的にやるわけですが、今後はシンボルロード上にずらっと路上の駐輪場ができてしまうというのは、それはそれでちょっと問題かなと思うんですが、この台数をふやすような、もうちょっと区画を広げるとか、散らすとか、そういったものの検討というのはされていないんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 台数につきましては、東京都の第六建設事務所とかなり細かいやりとりをして、77台という具体的な数字まで落とし込んだところでございます。田原町もほぼ近隣でございますので、田原町のところも、ある程度、今の乗り入れ台数に対して、どのような駐車台数にするかということもありますので、そういったところで考えていきたいと思います。稲荷町については、今のところ77台でいくというふうに考えてございます。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 すみません。いろいろな委員からさまざまな意見が出て、もう何か出尽くしてしまっているところもあると思うんですけれども、今の第52号議案の稲荷町の整備が77台、ちょっと東京都のほうも、何かこれ以上の増設に難色を示しているのは理解しているんですけれども、やはり今後、どういうんですか、放置自転車が今後どうなっていくのか、近隣の裏側にとめられてしまったり、いろいろなことも出てくると思いますけれども、今現在は77台で、これは了承しますけれども、今後、やはり対応が――もし多いということで、少し協議するということは考えられないんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 協議するというのは、都道上の整備ということかと思いますけれども、むしろそれ以外のところでつくっていくということについてが、まず第一に考えることかなというふうに考えているところでございます。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 わかりました。それと、あと、今後、田原町駅周辺のほうもこのよう対応をするということですが、きょう和泉委員からも出ていましたけれども、上野向きのほうが多くなるのか。ただ、今は田原町は現状的にいうと、郵便局があるんで、あちらのほうがちょっと多いという気はしているんですけれども、浅草に向いたほうですね。あちらのほうにちょっと多い気はするんですが、やはりその辺の意見もきちんと踏まえて、田原町のほうの整備をしていただきたいと思います。これは要望しておきます。  それと、シンボルロード、本当にこれ東京都の事業ですけれども、車と自転車と歩行者がきちんとすみ分けができて、本当に安全に皆が通れる道路になっていくと思います。でも、自転車専用道路の部分になると思いますが、ここにやはり駐輪されたり、いろいろちょっと見ていますと、駐車場を持ってとか、納品する車があそこの中にバックでとめて納品している光景もあるんですね。そういったことで妨げられているのも見ますので、やはりこの辺はきっちりと指導をしていただいて、そのまま真っすぐ通れない部分もあるようですが、やはりスムーズに通れるような環境を今後もつくっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 駐輪場の管理も含めまして、自転車の走行帯の環境整備につきましても、東京都と共同で進めてまいりたい、都のほうからも駐輪場の管理とあわせてやってほしいというような要望もいただいていますので、それについては、ただいま申し上げたとおり共同でやっていきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 わかりました。その辺はしっかりやっていただいて、うちの会派としても、この第52号議案は賛成したいと思います。 ○委員長 よろしいですか。  これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。  なお、報告事項についてもご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第2、第53号議案、東京都台東区立公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案は、理事者報告事項、土木担当の3番、隅田公園オープンカフェ設置に伴う対応についてが関連いたしますので、説明と一括して報告を聴取し、審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、第53号議案及び報告事項について、理事者の説明を求めます。  公園課長。 ◎原嶋伸夫 公園課長 それでは、オープンカフェに伴う対応について説明をいたします。  資料10をごらんください。隅田公園内のオープンカフェにつきましては、先日の文化・観光特別委員会で進捗状況を報告しておりますが、本日は運営事業者による運営内容等の調整や、建築工事の着手を受けて、規定の整備が必要となる条例改正についてご報告、ご審議いただくものです。  1番の隅田公園オープンカフェについてです。同施設は、都市公園法第5条に定める「公園管理者以外の者が設置する公園施設」に位置づけることとし、このたび建設工事に着手したところでございます。  公園施設とは、資料の枠囲みの中に例示が記載してございますが、例えば休憩所やベンチなどの休養施設、野球場や陸上競技場等の運動施設、飲食店やトイレ等の便益施設など、都市公園利用者の利便性の向上や都市公園機能をより一層充実させるための施設でございます。  このたび設置されるオープンカフェは、公園機能とは直接関連性のない占用物件とは異なり、公園利用者に利便を供するものであることや、今後、長期にわたって安定的に運営させることが必要となりますので、公園施設として取り扱うこととするものです。  次に、2番の台東区立公園条例の改正でございます。(1)の改正内容としては、現行の条例第6条には、公園施設の設置者資格についての規定があり、資料に下線が引いてございますが、公園施設を設置する者は、区内に住所または主たる事務所を有する者に限ることとされておりますので、この条文を削除するものです。  (2)の改正理由ですが、公園施設を設置、管理する上で、ただいま申し上げたような制限は必要ではないことから、同条を削除するということでございます。  なお、この主の制限規定は、過去の条例には事例が少なく、公園施設に関する規定は、都市公園法を適用することにより対応可能のため、これを削除することによる影響は生じないものと考えております。  3番の条例施行日ですが、公布の日と同日を予定しております。  説明は以上でございます。  続きまして、第53議案の説明でございます。ただいま説明いたしました区立公園の条例改正でございます。  東京都台東区立公園条例の一部を改正する条例、新旧対照表でございます。左が改正後、右が改正前でございます。現行の第6条を削除するもので、他の条文は特に変更はいたしません。  説明は以上でございます。何とぞ原案どおりご決定いただきますように、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長 それでは、第53号議案についてご審議願います。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 観光課長もいらしているところで、文化・観光特別委員会で報告があったんですけれども、最初から募集要項の中にこの第6条というのが書いていなかったんでしたか。要は区内事業者、オープンカフェの業者さんを区内業者に限定するという募集要項にはなっていなかったんでしたか。 ○委員長 公園課長。 ◎原嶋伸夫 公園課長 特に区内で限定するということにはなっておりません。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 だとしたら、本来、条例改正は、その時点の気がするんですよ。何か反対ではないですよ、だけれども業者さんが決まったら区内ではなかった、だったらこの条例は邪魔だった、では、この条項を削ろうか。何か順番にね、何か違和感を感じる。もう、そもそも募集をかけた段階で、区内事業者に限定をしていないのであれば、当然想定されるのですから、その時点でこの第6条を改正する、削除すればよかったと思うのは素人でしょうか。 ○委員長 公園課長。 ◎原嶋伸夫 公園課長 委員ご指摘のとおり、そういった面もございます。このたびの件につきましては、今回のオープンカフェの事業そのものを公園の中で設置するということで、初めての事例だったものですから、私どもも若干そういうところについて、ちょっと工夫、勉強等が足らなかったということは否めない事実でございます。  今後、長期安定的に運営させるためには、公園施設として位置づけ、公園利用者に対する便宜を供与する施設だということで位置づけてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 別に繰り返しそれを言っていただかなくてもいいんですよ。オープンカフェに反対しているわけではないんですから。ただ、仕事の進め方として、本来、そういうふうな募集をかけた段階で、条例を確認して、それでは、これちょっとおかしいかな、ではあその時点で改正しようというのがわかりやすいかなと思うんで、その部分だけ指摘して、賛成しておきます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 今、和泉委員のお話で、もうちょっと聞かなければいけないなというか、おっしゃらなかったんで聞きたいんです。当然、私たちはこれに賛成する立場なんですけれども、当然、行政だから、一応念のために聞くんですけれども、法的にはもちろん条例、遡及できないわけではないですか、憲法にそう保障されているように。害があってはいけないので、法的遡及というのは難しいわけですが、当然、手続上はこれ、条例改正してもう1回契約するとか、そういうことをしないと、公園条例第6条があるのに契約してしまったというのは、これ行政のことですから、当然、法的にはきちんと理論武装しているんですけれども、その辺のちょっと細かいところを教えてほしいんですが、どうなんですか。後で何か言われたときに。 ○委員長 公園課長。 ◎原嶋伸夫 公園課長 まず、これが実際に法的に問題がないかどうかということでございますけれども、私どものほうに、このオープンカフェのそのものの設置、要は建物を建て運営するという届け出はまだ出ておりません。したがいまして、私どもとしては、この条例改正を議決いただいて、後であれば、そういった法的な問題は生じないと考えております。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 つまり正式契約は、それをこの議会で条例改正して、本会議で議決した後に正式に結ぶという理解でよろしいんですか。 ○委員長 公園課長。 ◎原嶋伸夫 公園課長 契約を結ぶとか、結ばないとかではなくて、公園施設の設置許可を私どもに求めてくるということになりますので、その設置許可を求める際には、確かに区外業者でございますので、今のままですと若干問題があるということでございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 許可、そうですね、契約ではない許可ですね。そういうふうに私間違えました。とにかく、そこのところは後でいろいろ言われたときに、要は法的にきちんと法的に説明できるようによろしくお願いします。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 私も今、お二方から出た意見と同じことを考えていました。現状に合わせて条例改正するというのは、本当にあべこべかなというふうに思います。  これ条例改正はされるんですけれども、この規定がないんだけれども、やはり私たちとしては、なるべく地元の業者さんが頑張ってもらえるような、そういう提供の仕方というのは必要だと思うので、こういう格好で後先になったけれども、条例が現実についていく、変更されるというふうにはなりましたが、今後の問題としては、選定に当たっては、限定はしないけれども区内の人も大いにそういう参加の場があるということになると思うので、その辺はしっかりと配慮をしていただいて、お願いをしたいということだけ意見を言っておきます。 ○委員長 ほかはよろしいですか。  これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。  なお、報告事項についてもご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第3、陳情23-18、「TPP参加反対の意見書」の提出を求めることについての陳情を議題といたします。  本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。  それでは、本件についてご審議願います。  橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 この間、国の動向を見守るという格好だったんですが、首相が参加表明をされて、その中身の問題が心配をされていたことがだんだん現実味を帯びてきたということなんですが、その辺の国の動向について、ちょっと簡単にご説明いただけますか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎橋本晃仁 にぎわい計画課長 それではお答えいたします。  今回、このTPP参加ということにつきましては、3月15日に安倍首相のほうでTPP参加の表明がされました。我々、今までTPPに係るところとの情報収集ということにつきましても、なかなか新聞紙上等での情報しかなかったような状況でございます。  今回、政府のほうですけれども、きょう、本日17日、環太平洋経済連携協定、TPPにかかわる説明会を開催するというような予定も伺ってございます。我々といたしましても、今後その情報収集に努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 きょう、このTPP参加によって、業界がどうなるかということで、説明会がされるということです。
     この間の議論の中でもずっと出ているんですが、TPPの問題が、単に農業問題だけではなくて、乳製品とか、それから医療とかね、保険とか、公共事業とか、あらゆる問題にかかわってくるということで、当初はやはり日本の農業の米の問題とか、そういう問題が関税撤廃されたら本当に大変なことになるのでということで、守るべきものは守るという格好で来たんですが、それがもう一切ないと、守れないということが非常に明らかになりました。  それで、アメリカ側が、今、日本がこのTPPに参加をすることでどれだけ利益になるかということで、すごく具体的にリアルな試算がされているんですよ。それで、既にアメリカの大手のいろいろな業界が、穀物大手のカーギルとか、それから全米の乳製品輸出協議会とか、それから、特に在日の米国商工会議所というところが、日本がTPPに参加することによって、アメリカのGDPがどう上がるかという試算までされているんですよね。それで、アメリカも戦略的ないろいろな手法として、日本とアメリカの関係、これを強化することで、この日本にさらなる譲歩を求めていくということも明らかになってきております。  全国の農業県を主体として、1,600を超える自治体がこのTPPへの参加反対の意見書を採択しているということは、もう既にご存じかと思うんですが、やはり私は、この台東区にとっては地場産業の皮革履物、それからいろいろな製造業、原料その他にかかわる問題としても、このTPPの参加が全ての関税がゼロになるということのいろいろな製造業等に与える影響、それから簡易保険とか薬価とか、そういうところにも影響が出る問題というのがだんだん明らかになってまいりまして、全農とか日本医師会とか保険協会さんとかもやはり反対の表明をされております。  そういう点では、私は全国の自治体もここまでこの参加は問題だよと、参加すべきではないよというところに来ているわけですから、このままずっともう政府が参加表明をしたわけですから、これから具体的にどうなっていくかというのは進行してしまうわけですので、これはもう直ちにこの陳情の主旨をしっかり踏まえていただいて、参加反対の意見書を私は出していただくぐらいの時期にもう来ているのではないかと。国の動向を見守り続けたら、もう区内の中小業者のところにも多大な影響が出るというふうに心配をいたしますので、私は、もうこの陳情を継続ではなしに、しっかり採択をして、区としての姿勢をしっかり示していくべきだろうというふうに思います。採択すべきだと思います。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 我が会派としましては、そもそもこちらの陳情が出たのが平成23年5月26日ということで、およそ2年前ということで、当時の政権も違いますし、いろいろな状況も違います。ですので、一応、国としては参加する方向で今動いているみたいなんですが、そうは申しましても、全く状況のわからない段階ですので、一度取り下げということで、前提の継続をしていただいて、状況が見えてから、もう一度、新たに審議してもよろしいのではないかと思いますので、取り下げ前提の継続ということでお願いいたします。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 これは前回の、委員会メンバー構成前からずっと出ていた話なので、繰り返しにならないように質問させていただきたいと思うんですが、今、橋詰委員からもお話がありましたが、これは、当初は農業ですとか、あるいはいろいろな生産者の視点からさまざまな議論があったんですが、やはりこの2年間の中で、先ほど出たように医療制度ですとか、あるいは消費者側のさまざまな規定みたいなものも変わっていくということで、これ実は産業構造だったり暮らし全般に対して相当大きな影響があるということがだんだんわかってきましたので、先ほど医師会という話もありましたが、そういった方々にも、何かそれなりの意見を聞く機会を区としては設けたほうがいいのかなというふうには思っています。  特に、先ほど消費者の話しをしましたが、一説によると原産国表示や何かも消えてしまうと、いわゆるどこの国の農産物かというのがわからないように販売することができるとか、あるいは遺伝子組み換えの農作物の問題などもどうなるかということがちらほらと見え隠れしてるようなものもありますので、そちらの視点ですね、台東区内は農作物の生産者の方いませんので、いわゆる生産者側の立場というよりかは消費者側の立場に立って、これは考えていかなくてはならないということを私は申し上げて。  そこの視点からいくと、残念ながらこの陳情の中身ですか、一番最初の書き出しが菅内閣、懐かしの菅内閣になっていますし、2代前の総理大臣です。あとは、私もどちらかというと気持ち的にはTPPちょっと首かしげるような形なんですが、その陳情の内容ですと、ちょっともう時代おくれというか、先ほど橋詰委員がおっしゃったような最先端の一つの中身みたいなのを入れて出していただいたほうが、より議論しやすいのかなというふうに思いますので。あとは消費者の立場ですか、台東区民にとってはそこが一番大きいと思いますので。  先ほど寺田委員がいみじくもおっしゃいましたが、ちょっと内容を整理していただいた上で、今の政権、今の内閣に向けての意見書ですよという形に出し直しをしていただくのが一番いいのかなということを申し加えまして、継続でお願いします。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 ちょっと一つ質問をして、このTPPについてですね、今、橋詰委員、青柳委員、それから寺田委員もおっしゃいましたけれども、一番大事なのは、我々は地方議会であるので、個人的には議員の習性で天下国家を語るのは嫌いではないですけれども、自分たちの立場を考えれば地方議会なので、この台東区というところを考えていかなければいけない。  その中で、今、行政が把握しているところで、今までの委員会の審議の内容も一応議事録などで読ませてもらいましたけれども、その後、例えば台東区を代表する、先ほど言われました皮革産業あるいは医師会とか、商店街の皆さんとか、そういう台東区の各種団体の中、あるいは消費者の団体の中から、このTPPで具体的に国のほうへ働きかけていたり反対の表明をされているような、そういう動きというのは行政のほうで把握されているんですか、ありますか。 ○委員長 にぎわい計画課長。 ◎橋本晃仁 にぎわい計画課長 お答えいたします。  まず、皮革関連の業界の方々には、事あるごとにいろいろ情報を我々は我々として確認をしています。そのほかに、消費者の方々を中心にしたものにつきましては、ちょっとまだ今、現段階ではやっていないというような状況でございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 そうしますと、やはり台東区議会の立場からすれば、サイレントマジョリティというか、そういう方は声なき声というのがあるのかもしれませんけれども、わざわざ議会であおって、このTPPの問題を殊さら大きくということにもどうかと思いますし、会派の中でも話ししたんですけれども、当然TPPを推進する意見と、やはり政治的にいえば、台東区の地場産業を考えれば、タイなどとやっているFTAを中心にアジアで共同体をつくっていくほうがいいという意見もあったりとか。  要は、先ほど橋詰委員が言ったように、これはアメリカの意思がかかわっているということは大体の方がわかっている話であるので、そういうことを捉まえると、やはり台東区議会で意見書を提出するという、いわゆる国と地方が何か対立して、台東区は地方の議会として意見を出していくという種類の話ではないのではないかというふうに思います。  また、今、青柳委員がおっしゃいましたように、政権も交代して変化しておりますし、そういうことを含めますと、台東区議会には意見書を提出すること自体なじまない。というふうに思っておりますんで、できれば取り下げていただきたい、そういう意味で取り下げ前提の継続でお願いしたいと思います。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 確かに、この陳情文は平成23年5月という格好で、年数的には前だし、時の内閣総理大臣もかわっています。政権も前の政権だったんですが、やはり国の政治と地方の政治というのは、地方議会から意見を上げるものではないということは決してないと思いますし、やはり、これだけね、影響が出る問題なんだということからしたら、これは何で1,600を超える地方議会が反対の意見書を出しているかというと、単にやはり農業だけではなくて食の安全の問題もある。  それから、確かに台東区では農業生産はないですが、もっと大きな問題では、この日本の米を中心とした農業が、本当にもう関税ゼロで、とにかく安く外国から米が来ればいいと、牛肉が来ればいいということになったら、食の安全はもとより、やはり食の国の主権といいますかね、日本がしっかり国民の食糧を守るという、そういうところにも大きく影響する問題なんで、地方議会といえども、国に対してはそういう心配というか、懸念の声として、やはり意見書を上げるべきだと。非常に――2年経過しましたけれども、やはり私はこの菅内閣の時点でしっかり意見書を出しておくべきだったと思います。 ○委員長 先ほどと同じです。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 今、おおむね皆さんがおっしゃったように違っているという話で、やはり取り下げ前提の継続で自民党・無所属の会も、それで結構です。 ○委員長 よろしいですか。  これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第4、陳情25-3、浅草病院移転による隅田川のスーパー堤防整備についての陳情及び案件第7、陳情25-12、今戸二丁目における「隅田川のスーパー堤防整備」についての陳情は関連する案件でありますので、一括して議題といたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  陳情25-3は、前回の委員会で継続審査となったものであり、陳情25-12が新たに付託されたものであります。  新たに付託されたものについて、事務局次長に陳情の主旨を報告させます。           (野村議会事務局次長報告) ○委員長 なお、本件については、理事者報告事項都市づくり部の4番、今戸二丁目地区市街地再開発推進協議会についてが関連いたしますので、あらかじめ報告を聴取いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、今戸二丁目地区市街地再開発推進協議会について、まちづくり推進課長、報告願います。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 それではご報告をいたします。  本定例会において、産業建設委員会に新たに付託されました陳情の提出者でございます、今戸二丁目地区市街地再開発推進協議会とは、どのような団体なのか説明する必要があるということから、その団体の活動目的、協議会、会員、想定区域、主な活動状況につきまして、陳情審議に先立ちましてご報告をさせていただきます。  恐れ入りますが、資料5をごらんください。まず、項番1の活動目的は、当該地区の高度利用と都市機能更新を図るため、再開発計画を立案し、関係地権者が本事業に合意するか否かの判断材料を提供し、その合意が得られた場合には、都市再開発法に基づき再開発組合を設立するまでの活動を行うことを目的としてございます。  次に、項番2の協議会会員と想定区域につきましては、恐れ入りますが、裏面2ページ、協議会より想定された区域をごらんください。黒枠で囲みました浅草病院移転予定地を除く南側の区域で、約8,500平方メートル、そのうち灰色で塗り潰したところが区道を含めた区有地で、そのうち今戸住宅部分は敷地には一部地上権が設定されておりますが、その部分を含めた区有地は想定区域の約56%を占めております。  恐れ入ります、1ページにお戻りください。本協議会は、関係地権者及び事業協力者により構成された民間による任意の活動主体でございます。また、陳情文にも記載されておりますが、協議会からの報告によりますと、区を除く全地権者は128名、そのうち現在118名が本協議会に参加をされており、参加率は約92%となっているところでございます。  次に、項番3の主な活動状況といたしましては、本協議会は、平成24年11月17日に設立されました。本年3月の17日の臨時総会では、再開発事業に参加する企業である事業協力者と、設立当初時に想定していた区域から浅草病院予定地を除くこと、早急に準備組合に移行するため、行政への要望と陳情の提出について決定をし、4月3日付で陳情等の提出がございました。さらに、本年5月26日には、準備組合設立総会を開催し、今までの協議会から事業協力者による資金面からの協力が得られやすい準備組合に移行し、その規約と役員などについて決定をされました。  なお、区としての協議会並びに準備組合への参加の意向につきましては、権利者だけではなく、地域全体、行政需要などから総合的に検討する必要があることから、今のところ態度を保留してございます。現時点では、地元地権者等によるまちづくり提案という状況となってございます。  今戸二丁目地区市街地再開発推進協議会についてのご報告は以上でございます。 ○委員長 それでは、本件についてご審議願います。  堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 審議する前に、ちょっと一応、今の説明の中で確認というか、知っておきたいことがあるんですが、推進協議会についての資料5の説明の中で、今、課長がおっしゃいましたように、協議会が設立されたと、また今、準備組合が設立され総会も開かれたと。ここに書かれている、まず1点目は、コンサルタントと事業協力者を選定したということなんですが、このコンサルタント及び事業協力者という方はどういう方々で、具体的に、例えばこの開発について何か絵を描いている、何ていうんですか、その地権者の方々に指し示しているというか、示されているプランみたいなものは既にあるのか、そういったものをぜひお聞きしたいということが1点。  今、区の説明では、一応、区がどういう対応していくかは態度を保留だと。そうはいっても、区が地権者の有力な、もちろん一番力が、影響力があると思うんですが、今後、態度保留の中にも、こういう情報を収集して、いついつまでに区長のご判断いただけるのかとか、区長の判断に向けて、ある程度、議会にそういう方向性を示していただけるのか、そういう予定というか、その辺のところはどういう感じになっているんでしょうか、教えていただければなんですけれども。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  まず、地元の参加企業ということでございますけれども、3月17日に臨時総会で決まった内容については、大手不動産会社、それから大手スーパーゼネコンが参加企業として参加され、さらには、コンサルタントとしましては、法律事務所も含めまして6つのところが参加されている、こういう状況でございます。  また、計画につきましては、当初、浅草病院を想定したエリアの中で計画をされていたものについて、地元の方々のほうからは、区のほうとしてもその状況についての計画の図面はいただいてございますが、現在、3月17日以降、その区域を除いたエリアについての具体的な計画図面については、ご報告はいただいてございません。  それから、3点目の区の取り組みの姿勢ということでございますけれども、現在、庁内で検討するための関係部署で構成するPTを設置してございます。そういう意味では、区有地があそこにかなりの割合を占めているということも含めまして、さまざまな課題がございます。その課題を解決するために、直近の課題、それから中長期的な課題を含めまして、現在、その課題解決に向けて検討協議中であるという状況でございますので、その協議の結果を踏まえて、しかるべきタイミングには、きちんと地元の皆様方を含めまして、本委員会のご報告も兼ねてさせていただければというふうに思っているところでございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 そこで、大体その辺の区側の検討で、ある程度の方向性が出る目途というのはどれくらいを私たちは想定していればいいんですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 恐れ入ります、現時点では、なるべく早くにそういう結論を出したいというふうには考えておりますが、日程については、まだ具体的にはなってございません。 ○委員長 よろしいですか。 ◆堀越秀生 委員 それを前提にひとまず考えます。 ○委員長 ほかに。  青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 堀越委員の関連になるんですが、もともとここは今戸住宅、先日、耐震診断の報告もあったと思うんですが、あるいはこの区域ですか、以前から再開発というか、いろいろな計画が出たり消えたりという状況だったと思いますが、今までの一つの計画の中ではどういう位置づけになっている土地というか、エリアなんですか、この地域は。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 ご質問にお答えいたします。  まず、区の具体的な計画の位置づけということでございますけれども、ここの区域については都市計画マスタープラン、それからまた、住宅マスタープランの中で位置づけをしているところでございます。そういう意味では、こちらの計画区域については、住宅マスタープランは現在、改定に向けて作業中というところもございますけれども、公的住宅を供給するエリアというような位置づけで、さらには陳情にもございましたような隅田川の景観等々を含めて、整備をしていくといったような位置づけの中で整理をしている地区でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 ちょっと言葉をきちんと選んでいかなければいけないと思うんですが、いわゆる、区としてもざっくりとした位置づけとしては、公的住宅を整備していかなければいけないというエリアであった。そして、手法はいろいろあると思いますけれども、今回またこういう計画が出てきた。さらには周辺地域も含めて、あるいは浅草病院、そして観光バスの問題も複雑に絡んできていますので、その中で一つの区としての結論を出さなければいけないというのには時間がかかるというのは当然、理解はできるんですけれども、何といったらいいんですかね、まずは、そこは慎重にやっていくことと、あとはできるだけオープンにこういった区の方向性みたいなものは、これからきちんと出していっていただきたいなということは、まず要望をしておきたいと思います。  その上で、陳情についてですよね。これ、まずはスーパー堤防だけなんだよね。 ○委員長 そうです。 ◆青柳雅之 委員 これは継続になってきたものも含めて、確かに都有地の部分もありますし、あとはあそこの白髭橋、明治通りを境に、荒川区側は非常にスーパー堤防を整備されて、大規模な再開発を入れて、本当に景色が見違えるようになっています。そういったものを考えると、これも今までの議論にありましたが、そんな単純な話ではないんですが、行く行くはある程度、区としても態度をきちんと表明して、ああいった形にスーパー堤防の整備がもう少し延伸をしていくような状況が当然望ましいというふうに私は思うんですが。  今までの答弁の繰り返しになるかもわかりませんが、スーパー堤防自体の今後のやり方、都区間の協議の中ではどういう流れになっているんでしたか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 お答えいたします。  スーパー堤防の整備につきましては、従来のコンクリートのかみそり型の堤防を盛り土によって構成された幅の広い堤防につくりかえる事業で、基本的には東京都と民地側の土地の所有者の共同事業という形になっております。東京都の計画としましては、台東区内の隅田川の流域は全て計画区域でございますが、事業の性格上、民地側の開発があって、かつ民間のほうで、ある程度スーパー堤防に協力をするというような姿勢が整ったときに、初めて事業が成立するものでございます。  一方、区の立場としましては、スーパー堤防は景観性ですとか親水性、そういった点ですぐれたものがございますので、なるべくスーパー堤防が事業として進むような情報提供等をしているところでございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 そうすると、例えば今回の浅草病院のエリアですとか、この今戸の地域は、可能性としては残っていますけれども、今戸から橋場だったり明治通りにかけては、もうマンションの開発が終わってしまっているところがありますよね。あの辺は、もう今さら民地側を削ることというのは、数十年先まで不可能だというふうに考えてよろしいんですか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 既にそういった整備が終わっているところにつきましても、将来のまた改築ですとか、そういったときに十分その計画として検討するような状況になると思っております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 そうなってくると、例えばあそこの間、周辺のところ、川沿いに随分立派な集合住宅が建っていますが、その辺の建築のときには、このスーパー堤防の件というのは出てこなかったんですか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 基本的には区のほうで実際事業を執行しています河川部とかに情報を提供するような形になっているというふうには認識しておりますが、当時どうだったかというのは、ちょっと私どもでは認識しかねております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 いや、そうすると、非常にまた悩ましいんですが、今回たまたまあそこが都有地の部分が1画あったということと、区が主体になって事業を進める浅草病院があるという、その条件が整ったからあの1画だけできて、それ以外の部分は、やりたいという気持ちはありながらも、もうそれなりの建物が建ってしまったところは、やるけれども数十年みたいなスパンになってしまうと、これなかなか、何ていうんですか、整合性という意味も含めると非常に悩ましいところかなと思いますし、ある意味、この陳情者の皆さんが言っている、結局あそこの部分だけ先行的に整備しても、きれいにつながっていくのはいつになるのかわからないという不安みたいな部分はどこかであるのかなというふうに思うんですが、もう少し、何ですか、整理された計画みたいなものというのは、都区間の間では一切まだないんでしょうか。いついつまでにどのぐらいやるとか、そういったものは。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 先ほど申しました台東区内の隅田川流域は全て計画になっているというお話は、平成19年6月に東京都が隅田川流域河川整備計画というものを策定した中で位置づけられておりますが、その中で具体的なスケジュールですとか、年間の事業量というのは示されてございません。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 あのね、先ほどの答弁ですごい腹が立ったんですよ。私、一般質問しているんですよ。これ東京都の職員、課長級、局長級みんな呼んで説明してもらったときにいたかもしれないけれども、スーパー堤防を流域で整備がゼロ%は台東区だけなんです。だから、こんなんでいいのかという話はしたんです。それなのに、今の課長の答弁だと進めていきたい、考え方が。だったら、なぜ築山のところのB地区の隅田公園のときにやらなかったか。かみそり堤防で、スーパー堤防でもないところにオープンカフェをつくる。まず、区が主体となって、管理している場所からスーパー堤防をつくるのが今の答弁の趣旨ではないのか。だって、そしたら桜橋中学校、15億円かけてあそこまで耐震化して、10年前に改築した、あれも壊す。スーパー堤防はかみそり堤防の端から12メートル70だよね、たしか。そしたら、現校舎も壊さなければいけないんだ、15億円かけた。そうしたら何の計画性もないではないか。それなのにやりたかったみたいな答弁というのはどういうことなんだ。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 すみません、答弁を修正させていただきます。  平成19年6月にそういう計画ができて、東京都としましても機会があるごとに区のほうに説明に来ておりましたので、従来のことは少し認識しておりませんでしたが、今後やれるものについてはやりたいという考えでございます。 ○委員長 和泉委員。
    ◆和泉浩司 委員 だから、やれるものが非常に難しかったわけでしょう。民地を全部提供してもらうわけでしょう。ただで東京都に出してもらって、そこの土地に東京都が工事費かけて整備するということでしょう。現実的には不可能ではないですか、台東区全部をつなげるのは。吾妻橋周辺だったら江戸通りまでスーパー堤防出てきてしまう。坪1,000万円、2,000万円の土地、全部ただで提供してくださいと東京都が言えないから頓挫しているわけでしょう。  それで、この陳情の中で、新しく出たほうが取りつけ部のところが大変危険だって書いてある。それ私は技術的には理解していないんで、それが危険だということなのか。確かに管理用道路が思いっきり蛇行するよね。蛇行しなかったら、それはいかないけれども。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 今回のような部分的な整備の安全性につきましては、従前も足立区の一部でそういった事例もございますし、許可に関しましては河川部のほうで十分技術的な安全性を検討して許可を出すことになりますので、安全性は十分だというふうに認識しております。 ◆和泉浩司 委員 では、いいわ、もとに戻して。 ○委員長 では、青柳委員に戻します。  青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 和泉委員からも指摘がありましたが、もう何ていうんですか、浅草病院のこの1画だけ、まずは先行してやるんだというそのお気持ちも十分わかりますけれども、今言ったような状況を考えると、これ本当にここの部分だけでいいのか、あるいは、ちょっとこれ質問になりますが、当然PT、プロジェクトチーム、今検討しているということで、いわゆる今回の何ですか、再開発事業の中で、要はここの部分、再開発かけたら、ここも全部かみそり堤防ではなくてスーパー堤防に整備できますよというようなことが今回の準備組合の皆さんの計画の中に入っているんですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  先ほど浅草病院を除いた南のエリアでの具体的な計画については、私どもまだ確認していないという状況でございまして、ただ、区有地も含めて、そういった大きな再開発を進めていくという考え方の中には、地元の陳情者のほうからは整備をしていきたいといったようなことを聞いているところでございます。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。 ○委員長 よろしいですか。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 だから、ちょっと陳情についてあれしますけれども、今戸二丁目地区市街地再開発推進協議会についてはよくわかりました。私に最近情報がいただけていないから反対とか、そういう話はしません。区長にもご紹介をして、山田元副区長がPTをつくって、予算もつけて検討していただいて、その報告がないままここまで来て、地元の皆さんがご苦労されて、紆余曲折あったて中で、ようやくここまでこぎつけられたんだなと、最近の状況はわからなかったですけれども、今ご説明を聞いて感慨無量なところがあります。だから、引き続き区として応援できるところは応援してあげていただきたいなと、素直な気持ちでそこの部分は言っておきます。  そして、私も委員になったのが5月からですから、なぜこの陳情25-3が継続されてきたのかよく理解ができないんです。その辺の経緯がわからず、私どもの自民党・無所属の会も継続ときっと言ったんでしょうが、この継続というか、この陳情25-3について、とにかく防災上のことを考えてしっかりやってくださいと、今戸地域の安全で安心できる発展のためのご理解、ご協力ですから、この陳情は本来ならば採択すべきで、何らこの陳情に対して文句があるという文面は全くないと私は理解しているんで、皆さんと歩調は合わせますが、私ども自民党・無所属の会は、これは採択でいいと思っています。  それと、陳情25-12、これに関して言えば、1区画のみのスーパー堤防が、これ強く反対しということで、これを採択してしまいますと、とりあえずの浅草病院の整備ができなくなる、そういうことは考えられるんで、この準備組合がやられている再開発については、その後、追っかけでやって、つくならばついていただければいいけれども、防災上というか、耐震上も問題がないというのであるならば、強く反対し、一定規模の長さのスーパー堤防の陳情というのを、これ採択、議会でしてしまうと浅草病院の建築ができなくなってしまうんで、この再開発事業をやっているのとはまた別個の考えで、これに関してはもっと話を詰めるべきであろうと思います。だから、陳情25-3と25-12は似て非なるものであって、再開発は強力に役所も協力してあげて進めて、できることはお手伝いをしていただきたいと思います。山田元副区長の時代からPTをつくってくれとお願いしている私の立場からいえば。できる限り話を聞けるところは聞いてあげてください。  ただ、陳情25-12に関しては、できれば25-3、似ているものを私どもが採択と言っているんで、まして今戸住宅とロイヤルマンションですから仲間で一緒にやられているわけですから、ただ文言的に反対というのと、その中段のかみそり堤防の防災性、これを採択してしまうとかみそり堤防のエリアが台東区じゅう全部防災性が危ないと議会も認定してしまう話になるんで、ここの部分は、これはできる限り不採択という話ではなく、継続して、よく陳情者の方にご説明をしていただきたい。だから、こちらはできる限り、取り下げ前提で、また文言訂正をしてもらうなりなんなりして、陳情25-12に関しては継続が自民党・無所属の会の考えだと思っていただいて結構です。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 私もこの委員会、初めてなんであれなんですが、今までの陳情の経過その他は伺っておりました。ただ、浅草病院の整備にかかわって、この一部エリアがスーパー堤防になる、それ以外のところの防災上の問題、耐震の問題というのは、現状でも特に問題はないというふうには伺っているんですが、この浅草病院のエリアをスーパー堤防にすることによって、耐震度というか、津波に対する強度というか、その辺はどれぐらい、何か、例え一部であっても、それによって強度が、計算が、試算がされているのかどうか、その辺はつかんでいらっしゃるんですか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 ただいま病院のほうの設計の事業者と河川部が協議をしているところでございますので、そういった点についても十分協議されているものと思っております。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 やはりその辺の情報が、非常に昨今の地震、津波、その他のいろいろな自然災害の中で、確かに3.11のときは隅田川の水かさも上がったということもありました。ただ、堤防を超えてくるような巨大なものが来ないだろうとは言えませんから、来ないとも限らないという状況の中なので、そういう点では住民の皆さんが心配をされている問題というのは、区はしっかり受けとめることが必要だし、そういうところの情報も、この陳情を出されている住民の皆さんに提供しながら、なかなかすぐにできない問題が多いので大変かとは思うんですが、私は引き続き中身を深めるという意味で、陳情については継続でいきたいと思います。 ○委員長 2本ともですか。 ◆橋詰高志 委員 2本とも。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 すみません、まず改めまして、ちょっと協議会についてのあり方というんですか、区の対応の仕方を確認させていただきたいんですが、協議会というのは、極端な言い方をすると、誰でも、何でもつくれるというものなのか、また、それに対して区はどのような判断をして、どのような対応をされるのか、そういったものを、基本的なことをちょっと改めてお伺いしたいんですが。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  協議会並びに準備組合ももちろんそうでございますけれども、基本的には法律に規定した内容ではございません。あくまでも任意の団体ということでございます。  私ども、まちづくりを進めていく上において、重要なのは地元、地域の皆様方がどうこのまちを進めて考えていくのかといったようなこと、それを応援していくために地元に入りながら、また、まちづくりを進めていくための協議会を設置していただくところに対して、まちづくり相談員を派遣したりとかいう応援をさせていただきながら取り組んでいると、こういう状況でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 ご報告いただいたとおり、不動産、またゼネコン、またコンサルタントが6社入っているということで、一般的に考えてもかなり大きな事業というんですか、を考えられているのかなというふうに感じ受けます。  協議会、わかりやすく言いますと、地域、まちの勉強会というんですかね、いう捉え方もできますし、この報告の中に協議会に賛同されている方が128名中118名というふうに書いてあるんですが、私も地元の人間なので、私自身も足を使って地域の方々にお話をお伺いすればよかったなという反省もあるんですけれども、まちづくり相談員という方もいらっしゃるということなので、いい方向に進むようにしっかりアドバイスしていただければなとは思うんですが。  気になるのが先ほど、堀越委員からの質問に対して、プロジェクトチームをつくって課題に対して協議していくという、その課題というのがどのようなものなのか、伺ってもいいのかちょっとわかんないんですが。           (「聞いて」と呼ぶ者あり) ◆寺田晃 委員 よろしいですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  直近の課題といたしましては、今戸住宅、それには保育園並びに社会教育館が合築をしている施設でございます。これについての耐震診断の結果につきましては、後日、19日の区民文教委員会のほうでご報告をすると、こういう運びになっているかと思います。そういう意味では、その複合施設をどう扱うのかといったようなことが、非常に重要な喫緊の課題であるというふうに認識をしているところでございます。また、短中期的という課題なんだろうと思いますが、観光バスの関係で、現在、区としても台数、現状として地域の皆様方に多大なご迷惑をかけているという認識の中で、どう今後、解決に向けて取り組んでいく必要があるのかといったようなことについてあると。  またさらに、今、ご議論いただいている陳情の中にもございますとおり、スーパー堤防整備、これをどう具体化していくのかといったようなこと。それから、あともう一つは、住宅施策の今、見直し作業をしているという状況でございますけれども、この地域に対して住宅需要等も含めてどう対応していくべきなのか、このようなさまざまな課題があるというふうに考えておるところでございます。その課題に向けて検討を進めていると、こういう状況でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 それでですね、先ほども申し上げたとおり、いろいろな事業者、またコンサルタントさんが入るということは費用もかかることだと思うんですが、いろいろな課題を解決しながら、また、変な期待というんですかね、もう持たせても余計なお金を使うようになっても大変なことだと思いますので、しっかり協議をしていただいて、誤解のないように、また事故のないように進めていただきたいと思います。  陳情につきましては、特に新しいほうの陳情25-12につきましては、陳情の内容が、常に災害の危険にさらされていますとあったり、また、かみそり堤防とスーパー堤防の境目の部分では、今以上に危険にさらされることを意味しますという、かなり不安に思われている陳情なんですが、それに対して、先ほどの答弁を聞きますと、つなぎ目の部分の心配というのはないということを教えていただきましたので、また別の角度から考えますと、スーパー堤防につきましては、台東区だけでは判断できないものだと思いますので、両方とも継続で。 ○委員長 両方とも継続ですか。 ◆寺田晃 委員 はい、お願いしたいと思います。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 今いろいろな議論の中で、陳情の取り扱いについてははっきり申し上げていなかったので改めて申し上げさせていただきますと、先ほど、もう地元中の地元の和泉委員のほうから、特に陳情25-3について、「今戸地域の安全で安心できる発展のためのご理解」、こう書かれてしまったらもう採択するしかないだろうというようなご発言がありましたので、そこはやはり地域の皆さんのご意見と、あるいは地域を代表する和泉委員の主張を考えますと、うちの会派としても、これはきちんと採択をして。  しかも、もともとこれ2本の陳情をわざわざ分離して出した経緯があって、もう一本の陳情が趣旨採択されていますので、これはきちんと区議会として陳情25-3については採択をしていくという形で整理をしたいと思います。  それで、この後、新しく出された陳情25-12、この次、25-13、25-14もありますが、12については引き続き継続ということで、自民党・無所属の会さんと同じ取り扱いをお願いいたしたいと思います。  そこでちょっと質問、もう1個あるんですが、先ほどのPTの話が幾つかあります。それで、きょう、ちょうど都市づくり部長がお見えになっていて、たしか、これ川合前都市づくり部長の時代から、ずっと前の部長からあったんですが、そのときの引き継ぎや何かでは、どういう話を伺ってきたのか、あるいはそれで部長自身の考え方として、今どのような段階なのかなというのをちょっとお聞かせいただいていいですか。 ○委員長 都市づくり部長。 ◎奥原崇 都市づくり部長 お答えいたします。  今、委員からのお話もございましたとおり、引き継ぎ事項としては、話は承っております。和泉委員からもございましたとおり、なかなか非常に――昔から何か難しい課題があるということで、延々と脈々と議論を積み重ねてきたと。非常に課題が多くございましたので、川合のほうからは一つ一つ議論を尽くして潰していこうというところまでの引き継ぎを受けておるとこでございます。  私といたしましては、もちろんそうなんですけれども、いろいろなご意見があるかと思いますが、法定再開発というのは、その地域の地域づくりといいますか、まちづくりの手法の一つでございます。こちらのやり方を採用する、しないというのは選択肢の一つとして考えているところでございまして、地域の皆さんがどのように考えているのか。それでまた、今の参加率の話も、細かくお話をお伺いしていますと、ちょっと冒頭の報告事項のところにも書いておりましたけれども、適切な情報提供をしたいというのが協議会の設立の趣旨だというふうに書いておりましたので、それに賛同する形で、地域の皆さんが入っていらっしゃるというところが、私が今、把握している状況でございます。  この後、また、先ほど寺田委員からお話もございましたが、費用がたくさんかかることになるかもと、ディベロッパーさんなり建設業者さんが入ってきているということになると、確かにそれはそのとおりだと思います。法定再開発を進める通常のパターンですと、こういった形で協議会なり準備組合をつくっていくと。今、我々のほうは参画はしておりませんけれども、準備組合になるという実態的な要素は、ディベロッパーさんなり建設業者さんからすると内部決裁というのがやりやすくなると、外形的に事業は進んでいるよねというのがしやすくなるということであったんで、こういう組合ができたということも要素の一つかとは思います。  今、聞いている限りでは、地権者さんに不測の事態が生じないように、その設計なり何らかのお金がかかった場合に、それが頓挫するかどうかはともかくとして、うまくいかなかった場合ということになると、そこは全て事業者さんのリスクになります。そこを我々としては区民第一でございますので、そこが一番心配しているところでございます。  ちょっといろいろ申し上げましたが、引き続きしっかりと検討していきたいと思っております。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 まず、先ほど前提としていろいろ質問したので、陳情の処理を含め、またこの報告についての立場を表明しなければいけないのでお話ししたいと思います。  まず、理事者のほうからあった都市づくり部の4番の報告事項については、基本的にもちろん了承していきたいと思うんですが、そこで一つ、最後に確認したいのは、この協議会にまず参加された参加率が92%いらっしゃった、118名。その後、準備組合を設立されたわけですが、今、部長のお話にもありましたとおり、当初の参加の思惑、例えば情報提供していただきたいから協議会に参加するということで署名したけれども、この準備会設立、またディベロッパーさん等との事業に対して、そこまで自分は賛同したつもりはないという方もいらっしゃるのか、その辺を行政がどう把握されているのかということ。  あと、今、部長のお話にもありましたとおり、この問題は、要するにここで組合を区が参加して認めると、変な話、事業者主体あるいは準備組合自体にも、ある程度、事業者さんから、何ていいますか、いろいろな費用の面でも受け皿ができると、正式に。そういうところに、ある意味、区側が最後お墨つきを与えるという立場でもあるわけなんで、だからこそ、課長がご苦労されていて、いろいろ情報収集されたり、あるいは区のいろいろな、先ほどの保育園の耐震なり、観光バスの駐車場、あるいは浅草病院の件も含めて総合的に判断していかないと、軽々にはいけないなと、区民の立場を考えると、そういう区側のご判断だと思うんですが。以上2点について、ちょっと何か最後お話があれば聞きたいんですけれども。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  まず、協議会から準備組合に移行されたときの内容、協議会の参加率が約92%だった。その後、準備組合に移行されたということで、ご報告いただいているのは、協議会の設立の目的からして、既に準備組合に準ずるような目的で、市街再開発事業を想定した組合設立までを目的とすると、こういったような内容であったという状況もあったようでございますので、その内容については、準備組合というのは、あくまでも検討をする素材を提供する場であるという認識の中で、協議会に参加をされた方が引き続き参加をすると、こういう状況であるということを聞いているところでございます。  それから、区が認める方向であるかどうかというようなお話でございます。あくまでも準備組合というのは任意の団体ということでございます。ただ、その任意の団体とはいいながらも、再開発を進めていくためには、やはり区有地の参加が必要になってくるだろうというふうに私どもも想定しております。そういう意味では、私どもは参加をしていない状況下の中で、それ以降のステップになかなかつながっていかない、そういう状況であることは事実でございます。そういう意味からも、我々としても参加の是非についても含めて協議をしてまいりたいというふうに思っております。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 そうしましたら、今の課長のご説明でよくわかりましたんで、結論として、この報告についてはもちろん了承させていただきたい。  それから、陳情については、我々議員として地元の皆さん、賛成反対の人の皆さんのご意見を収集するというのは、当然、区議会議員の立場として当たり前のことなのでやってきまして、その上で、区側の立場、それから東京都の事業計画、それから地元の皆さんの話というものを積み上げて判断するしか正直言っていないので、それを順番に足し算していくと、都の事業計画は、先ほど課長から説明があったように、隅田川は流域の整備計画が平成19年にあって、私もこれを管轄している江東区の事務所ですか、そこが開いているホームページを見て、隅田川の中流下流の計画、それから墨田区側については高速道路に離れている、あるいは高速道路に近いなどのいろいろ勘案されながら、そういう計画があるのも承知しました。ですから、都の思いはそこで理解して、地元の皆さんについては今説明があったとおり、これだけ多くの方が参加されているということなので、その辺を気持ちとして理解しました。  それで、あとは今、課長がおっしゃったように、区側の対応が今言ったような課題があって、いろいろお時間がかかるということなので、そういうことを足し算して考えたときに、この陳情25-3については、これは総論的なものでありますし、今戸地区の再開発、あるいは再開発といいますか、まちの発展のためには非常に必要だという、和泉委員もおっしゃいましたけれども、文章的には何ら批判するところもありませんので、我々も採択したいと思っています。  それと、陳情25-12については、これは趣旨を了としたいというところまで一応考えたんです。しかし、浅草病院の問題もありますし、それから今、区側のいろいろお話を聞いていると、これから保育園の耐震の問題とか、またいろいろ区として検討していかなければいけない問題もたくさんあるということなので、それを無視して、議員が勝手に感情的にそれではということもなかなかいかないと思うので、その辺を地元の皆さんの思いを酌んで、前向きに検討していただきたいという要望も込めて、一応、継続ということでお願いしたい。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 では、陳情25-3については採択でお願いいたします。 ○委員長 継続ではないと、採択ということで。採択に変えるということでよろしいですか。 ◆寺田晃 委員 はい。 ○委員長 これより採決いたします。  初めに、陳情25-3について採決いたします。  本件については、採択の意見が多数でありますので、採択することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  次に、陳情25-12について採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  なお、報告事項についてもご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第5、陳情25-7、モノづくりのマチづくりへの協力についての陳情を議題といたします。  本件は、前回の委員会で継続審査となったものでありますが、6月11日、陳情者から取り下げ願が提出されましたので、事務局次長に朗読させます。           (野村議会事務局次長朗読) ○委員長 本件については、取り下げを許可したいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、本件については取り下げを許可し、審査打ち切りとすることに決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 昼食時となりましたので、ここで休憩いたしたいと思います。午後は1時に再開いたしますので、よろしくお願いいたします。           午前11時58分休憩           午後 1時00分再開 ○委員長 ただいまから産業建設委員会を再開いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第6、陳情25-9、根岸地域にふさわしい街づくりをすすめることについての陳情を議題といたします。
     本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。  それでは、本件についてご審議願います。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 区が間に入ってあっせんや調停をやっている最中だというふうに聞いておりますので、その経過についてご説明お願いします。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 ご説明させていただきます。  こちらの件でございますが、現在、調停委員による調停が開かれている状況でございます。今月7日に1回目の調停、明日でございますが2回目の調停が開かれる予定となっております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 そこでの内容というか、お互いの言い分というか、その辺も含めてお願いします。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 現在、調停中の件でございまして、詳しい内容はちょっと控えさせていただいて、概要だけ。  まず、地元の方からのご要望は、高さを下げてほしいということが一つ、それからファミリー向けの戸数をふやしてほしい、それからできた後の管理をしっかりしてほしいということの以上でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 今までもいろいろな紛争、本当に残念ですけれども起きています。そんな中で、今回また地域の方が要望されていることも非常に真っ当なことだというふうに思います。ただ、両者の言い分という部分ですから、区がきちんと間に入って、そこの折り合いをつけていただくという作業にしっかり取り組んでいただきたいということを要望しまして、この件についてはちょうど今調停の真っ最中だということで、区議会で早急に結論を出すのはよくないと思いますので、継続の取り扱いでお願いします。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木純 委員 今、青柳委員がおっしゃったとおり、調停の最中ということで、明日の結果もやはり気になるところではありますので、うちのほうも継続ということで。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 うちのほうも継続で。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 陳情で言われている根岸地域にふさわしい街づくりいうことなので、地域の人全体、まちの全体のことをやはり考えていかなければいけないし、今、調停にもかかっているということで、お互いがどこまで歩み寄れるか、まだ道半ばというふうには思いますが、単に、法的には問題はないと、法律はクリアしているということだけではなしに、やはりこれから出てくる問題としては、その地域のまちをどうしていくかという区のスタンスを、谷中は谷中、根岸は根岸で、そういうまちがあるし、また、それとは違う周りの施設の関係からも、その地域のまちをどうしていくかというのは非常に考えなくてはいけない問題なので、住んでいらっしゃる人たちの気持ちとか、そういうのも十分に見てあげないといけないし。そういう点では、この陳情に言われている方の思いというのは本当にそのものだというふうに思いますし、2回目、3回目の調停の中で、やはり極力、この住民の方が訴えている中身を盛り込ませる。間に区が入っているわけですから、業者の方に区がどうこうというふうにはならないと思うんですけれども、そこはやはり住民の皆さんの声をしっかりと受けとめていただけるような、そういう間の取り持ちを区がしっかりやっていただくべきかなというふうに思います。  それで私は、そういう思いを区がしっかり支えてやるという意味では、ぜひ採択をしていただきたいなというふうに思いますが、あっせん中ということもありますので、継続でも、もうちょっと前進を期待して継続。 ○委員長 継続ですね。  堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 この問題、今お話あったように調停中ということなので、いろいろ、これたまたま民民というか、業者さんと地元の皆さんの中での話し合いで済むから――済みそうであるからいいのかもしれませんけれども、前提として2点ほど区側にちょっと聞きたいのは、青柳委員がおっしゃるように、このマンション紛争というのは、もうしょっちゅう起きますよね。  区側としては、例えばこれは、何ていうんですか、もし規制していくんであれば、もちろん条例を制定したり、容積率だとか、高度地区の指定をしたりして都市計画を変えていったりとか、あるいはそこだけ特別用途地区みたいに指定して変えていくかということだと思うんですけれども、それが果たしていいのか悪いのかという議論がこれまたあると思いますし、そこで私的財産権の、何ていうんですか、価値を下げて、所有者からすれば担保価値も下がる、そういう中で、区側としていろいろご苦労されているというふうに私は勝手に推測するわけです。  区はそういった公共の福祉と――何ていうんですか、自治事務としての都市計画なども含めて、今後このマンション紛争のいつも問題、論点になる、何ていうんですか、紛争条例だとかいろいろなんですが、集合住宅条例とか、住宅マスタープラン、もちろん一番基本にあるわけですけれども、こういったものについて、何か改正するおつもりがあるのか、このままやはり今の法体系を見守っていきたいという立場なのか、その辺のところをまず1点お聞きしたい。  あともう一つは、ワンルームマンションの世帯というか、そこに住民票を置いていらっしゃる方々の人口というのは、どのくらい台東区の吉住区政が進めてきた人口増政策の中に貢献しているのかという――貢献というか、影響しているのかということも含めて、その辺は把握されていたら教えていただきたい、2点。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 2点、まず1点目でございますが、マンション紛争、こちらのほうにつきましては、我々としましては、まず建て主のほうにお願いしていますのが、十分地元の方のご意見を聞いてきて、十分詳しく丁寧に説明してくださいということをお願いしております。  理由といたしましては、まず紛争になる発端というのが、そういった業者の方もご説明はいただいているんですが、そちらのほう、一般の方、なかなかそういった紛争、建つことが初めての場合もありますので、そういった不安なお気持ちということもありますので、まずはそれを解消していただくために十分説明していただきたいということでお願いしております。それで紛争が防げる場合も多うございますので、そちらのほうを重ねてお願いしております。  それから、今後につきましては、来年度、住宅マスタープラン、そして改定を控えておりますので、その中でもそういったことについて、十分検討していきたいというふうに考えております。  それから2点目、ワンルームマンションの割合でございますが、現状、約65%がファミリー世帯、我々がファミリー世帯と呼んでいる住宅の割合になっております。それからまた、一人世帯、こちらマンションだけに限りませんが、区内で一人世帯、約6割の方が現状一人の世帯というふうに把握しております。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 非常に、一人世帯、今ワンルームマンションの方も含めて、区の人口の中に与える影響というのは非常に大きいんだなということがわかりました。  それと、今、何でそういう話を聞いたかっていうと、こういう紛争起きるたびに、あえて言いますけれども、元区議会議員とかは、区側は条例改正の準備があるのに、議会側の我々が住民に協力しないとか、議会がはっきりしないとか、そういうことをいかにも喧伝して、何か私らの怠慢のように言っている人たちがいるわけだけれども、私たちも、もちろんいろいろな立場から考えて――それは地元の皆さんからしたら、私の家の前も、もう14階のマンションがわずか4メートルの道路を挟んで建っていますよ。本当に小渕元総理ではないですけれども、本当に谷間の何とかになっているわけです。それでも台東区がこういう土地の高いところで人口をふやして、より多くの人が住んでいくということになると、やはり共生ということを考えて、私も幾ら議員だといっても言える立場の部分と言えないところがあって、やはり法律で定められたところで事業者は建てているわけだから、それを認めなければいけないという思いもあるわけです。  だから、今何が言いたいかというと、先ほど言ったように、そういうふうに、何か、私ら側が地元の皆さんの意見を了解してないとか、認識してないような、そういう喧伝が非常にされているので、今あえて、この議会でやはり役所側も区側もそういうふうにきちんと研究されて熱心に考えていらっしゃるし、私ら議会も地元の住民の皆さん、区民の皆様のことはもちろんのこと、当然、立場がかわれば今度、地元の住民の皆さんの持っていらっしゃる土地とか、借りていらっしゃるご住宅の私的財産にもかかわってくる話だから、そういうことを総合的に判断して考えているということをぜひここで言いたいということで、話はもとに戻りますが、この問題は、あす調停が一応行われる予定だという話も聞いているので、皆さんの立場を尊重して、議会としては継続していただきたいというふうに思います。 ○委員長 これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第8、陳情25-13、今戸二丁目における「観光バス駐車場整備」についての陳情を議題といたします。  本件は、新たに付託されたものであります。  事務局次長に陳情の主旨を報告させます。           (野村議会事務局次長報告) ○委員長 それでは、本件についてご審議願います。  青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 実はこの観光バスの問題については、先日の用地活用・地区整備特別委員会の中でも非常に多くの意見が出てきました。その中でもいろいろな、地下ですとか、あるいは地上ですとか、あるいは既存の地下駐車場を転用できないかとか、さまざまな意見が出たところでございます。  そこで、また繰り返しになりますが、いわゆるここの、今戸の駐車場だけではなく、台東区全体の中での観光バスについて、どういう方向でこれからいこうとしているのかというものです、特に今回は今戸の部分が台数が減る、さらには産業会館、区民会館の1階の部分も、あそこが大規模改修によって使えなくなってしまうという状況の中で、観光バスの需要といいますか、観光客、非常にふえているという状況、さらには雷門の地下駐車場、あそこはマイカーが中心で、マイカーの皆さんは本当に目の前に駐車できる利便性がありながら、観光バスでお見えになる皆さんは乗降の場所も含めて非常に利便性が悪いという、この根本的な問題、どうやって解決しようとしているのか。大まかな部分で構いませんが、どなたかお答えできるでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 お答え申し上げます。  委員ご指摘のように、駐車場が現在減っていくという状況がある一方で、やはりスカイツリーの開業以降、二天門で乗降するバスの台数がふえているという現状がございます。こういったことに、やはり区としても観光バスの駐車場を何とかしていかなければいけないということは喫緊の課題というふうに捉えているところでございますけれども、ただ区内の現状としては今、駐車場として利用可能な場所がないという現状がございますので、区外の近接地といいますか、そういったところでも誘導できる場所がないかということで、今そういったところでは関係機関に当たって、観光バスの駐車場として使えそうなところを探しているというところでございます。  また、庁内でも検討会を立ち上げておりまして、全庁的な課題として解決に向けた検討を開始しているというような状況でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 これ全国的にもいろいろな観光地、あるいは自然の部分ですか、でもいろいろ問題になって、例えばマイカーの乗り入れを規制してパーク・アンド・ライドというんですか、やったりとか。だから、例えばこの間もちょっと出たんですが、今戸の駐車場とか旧東京北部小包集中局跡地のところで、そこからシャトルバスみたいなものを走らせて、いわゆる二天門の混雑を緩和させる方法とか、そういうことも含めて、やはりこれもう早急にやらないと。  確かに病院の部分と観光バスの駐車場という、もう本当に究極の選択の中で病院の用地を確保したという経緯ですよ。ところが、それだけでその次の二の手、三の手がないと、やはり住民の皆さんを中心とした不安は高まりますし、あと我々が見ていても本当にこの週末などもひっきりなしに観光バスが区内を通過している。あるいは、乗りおりしているところもすごい人々でした。  これは、いわゆる観光の部分からすると年間の観光客が300万人ふえたということで、もちろん観光バスを中心とした皆さんの増加というのも大きな要因だと思うので、非常にありがたいという一方で、やはり二天門の周辺の子どもたちの安全という部分もありますし、あるいは今回の陳情に出ているような今戸の周辺、あるいは今戸だけではないです、最近はかっぱ橋本通りですとか言問通りですとか、あるいは南部の地域にも本当にバスがアイドリング状態でとまっていたりとか。あと、普通の交通に関しても大型バスが何台も連なった状態で信号待ちをしながら、ちょっとはみ出してしまったりとかということが結構あるんです。  そういう根本的な問題を解決する。やはり、せめて糸口ぐらいなものはそろそろ出していっていただかないと、非常に皆さん困るのかなというふうに思いますが。今、またプロジェクトチームか何かあるんでしたか。検討委員会ですか、検討会。状況をちょっと教えてください。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 まだ立ち上げて、本当にこれから、交通対策課だけというのではなくて、場所の問題もありますし、どういうふうに取り組んでいくかという、いろいろな切り口からの考え方があろうかと思いますんで、そういったところの知恵出しをこれからしていこうという、まだ本当に検討に入った段階という状況でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 あとは非常に短期的な話でいくと、前の文化産業観光部副参事だったと思いますけれども、スカイツリーの駐車場の問題ですよね。今のところスカイツリーの駐車場の受け入れになかなか制限があって、その関係で台東区側に駐車して、ともすると台東区でおろして東武線を利用して、あるいはバスを利用してスカイツリーに行くというパターンもある。そこを解決していくのがまず直近としてできることだという話もありましたが、その点についてはいかがですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 今の委員のご指摘のとおり、スカイツリーの駐車場がスカイツリーの予約の団体しか受け入れてないということで、それについてはちょっと東武鉄道の担当の方と話す機会があったので、それについてはピークにはかなり入っているんだけれども、それ以外ではあいている時間帯もあるということなので、何とかそういったところで、少なくともソラマチとかスカイツリーに上がる以外の団体客についての受け入れができないかということについては、その段階ではまだ非公式でございますけれども、申し入れはしてございます。今後、墨田区とも一緒になってもう少し強い申し入れができないかなということで、連携を図っていきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 検討会、検討の場も本当に始まったばかりということで、これはちょっと遅いのではないかというぐらいの話ですよ。今戸の駐車場が削減されるという話はもう随分前から出ていた話ですから、それにあわせて根本的な解決をするべきだということは強く申し入れるとともに、今ちょうど出ましたけれども、やはりこれ台東区だけで解決できる問題ではないと思いますので。  今、観光のエリアを広げようと、東部地区全体で観光客をどうやって回遊させるかというような話にもなってきておりますので、周辺区との連携も含めて、あるいはしかるべき東京都ですとか、あるいは国の部分ですとか、そういった知恵などもかりながら、早急にこの問題、まずは解決の糸口だけでも出せるようにしていただきたいということは強く申し入れて、今回の陳情の取り扱いについては継続でお願いします。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 今、課長と青柳委員の間で交わされたお話のとおり、この地区については観光バスについての対策としていろいろな土地の利用とか考えられてきたということ、また今お話があったように、他区と協力していろいろ考えてらっしゃるということ、了解しました。  それで、今までこの委員会の議事録を読ませていただいて思ったんですけれども、ちょうど先ほど陳情25-12のスーパー堤防の陳情を審議しましたが、この方と同じ再開発推進協議会の方、代表の方ほか多くの方の陳情であるということで、この文章だけ読むと全くそのとおりだなというふうに思いますが、具体的に例えばこの人たちが同じ陳情を一緒に上げてくるということは、何かしら議会に対して何か意思というか、何か聞いてほしい思いがあって2つ重ねてきているのかなということを推測するんですが。  再開発推進協議会、先ほどの課長のご説明では、大手不動産会社とスーパーゼネコンが入って一度絵を描いたけれども、浅草病院を除いた部分の新しい図面については、まだ区側としては受け取っていないというお話でしたが、まだ浅草病院が入っていた図面にしても何にしても、この推進協議会については観光バスの何か駐車場等の問題、これだけ皆さんも問題提起しているからには何かしら対案というか、解決策を提示されているのかなと推測するんですが、その辺は何か今までの協議会の中のお話の中から、手法とか何かそういうものは出てきたりしているんですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  このエリアを法定再開発、市街地再開発事業で進めていこうといったような趣旨で地元の権利者の皆様方はさまざまな検討をしている。その中でもちろんスーパー堤防の整備も後背地にある再開発と一緒にやっていきたい。さらには、観光バス駐車場につきましてもこの市街地再開発事業の中で取り込むことによって、今ある台数よりもさらに加えて余分の観光バス駐車場が整備することができるだろうといったようなことで、具体的な数字は今の現段階でのエリアではいただいておりませんので、何とも言えませんけれども、それ以上の観光バス駐車場が整備できるだろうと、こういったような状況であるように聞いてございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 そうすると、今、課長のお話ですと、具体的な数字とか新たに浅草病院の部分を取り除いた部分の絵はできていないということなので、具体的なお話は出ていないんでしょうけれども、そういった協議会の皆さんが民有地も活用しながら、この観光バスの問題に一緒に区と取り組んでいきたい、あるいは地元の皆さんと取り組んでいただきたいという意思があるというお話なんですが、区としては当然これから出てくる事業プランとか、そういうものを見ながらもちろん勘案していかなければいけないと思うんですが、基本的な姿勢としてはそういうありがたいお話というか、そういったものに対しては、もし精査できる課題あるいはクリアできる問題であるならば一緒にやっていこうと、あるいは一緒に考えていこうという姿勢なのか、それともその協議会の皆さんのプランは一応区の観光バス対策の中にはプランとしては入っていないのか。その辺の立場はどうなんですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  我々としてはこの観光バス駐車場については、非常に喫緊の課題であるという認識のもと、これから検討していくという状況でございますけれども、いずれにしても、再開発を進めていくに当たりましては、工事を仮に着工したといっても2年ないし3年は通常はかかります。そういった中で喫緊、いずれにしてもその工事期間中も含めて今ある観光バス駐車場がさらになくなってしまうと、こういう状況も、もちろん想定されるわけでございます。そういった点も含めて喫緊の課題である観光バス駐車場の整備については、この再開発とはまた別に考えていかなくてはならない課題でもあると、こういう状況であるというふうに思います。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 中短期的とか短期的には今、台数が足りない部分の観光バスのいろいろな対策について区が今検討されている最中であると。長期的には民有地の活用も含めた再開発の中でその一つのプラン、これをいろいろ精査していくことも別に取り入れていくことはやぶさかではないというお話であるので、議員個人としてはぜひ、その辺の要望として中長期的、短期的、両方の側面で考えていただきたいということを要望しつつ、具体的には努力している最中と、短期的に、そういうお話でありますんで、今戸2丁目における観光バスの駐車場整備については、もちろんこれ総論は賛成する文章でありますが、行政の今の事務進捗状況を考えまして、継続して審議していきたいという意見でお願いします。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 ちょっと1つお伺いしたいんですが、陳情本文の真ん中の辺に、「私たち隣接地区住民への事前説明はなく、区有地の単独利用」、これは浅草病院のことだと思うんですけれども、これの説明がないというのはどういうことですか。されていると思うんですが、ちょっとその辺を念のため確認したいんですが、この陳情者は理事長を代表に366名の方が陳情者になっておりまして、要するに367名の方に説明がないということになってしまうんですけれども、これはちょっと大きな問題だと思うんですが、一応その辺も含めて説明をお願いいたします。 ○委員長 健康課長。 ◎木村隆明 健康課長 お答えさせていただきます。  ただいまのご質問につきましては、区といたしましては地元に入りまして、地元の今三町会、橋場一丁目町会等々につきまして説明をさせていただくほか、清川地区町会連合会にも赴きましてご説明をさせていただき、ご了承をいただき、また反対のご意見もなかったというふうに記憶してございます。  以上です。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎菅谷健治 まちづくり推進課長 お答えいたします。  367名の陳情者の内訳でございますけれども、この内訳の説明をしませんと状況がわからないだろうと思いまして。内訳につきましては、エリア内の方がおおむね6割程度、それ以外のエリアのほかの区外の方もいらっしゃいますけれども、以外の方が約4割、こういう状況でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 了解いたしました。  職員の方々が一生懸命周知をやっていらっしゃることは私、信頼しておりますので、そうは申しましても、この問題に限ったことではないんですが、やはり大切なことが伝わってないということは大きなことだと思いますので、周知の方法もそれぞれ工夫しながら、皆さんに知っていただきながら、安心・安全のまちづくりに努めていただきたいなとは思うんですが。  それで、この陳情文にあるとおり、待機バスが子どもたちの通学や住民の通勤にも支障があり、また騒音とかアイドリング、これから暑くなりますとエアコンをかけっ放しで待機されていたり、よく見かけられます。私も現場を回りながら、実は、平日は旧東京北部小包集中局跡地の駐車場があいていたりするにもかかわらず、待機してエアコンをかけっ放しとか、近隣の迷惑を気にせずにやっていらっしゃる方が見受けられます。何かしら対応はあると思います。  プロジェクトチームをせっかく組んでやっていらっしゃることなので、その辺も含めて、仮に幾ら駐車場をふやすとしても待機バスがふえていたら何の意味もないと思います。その辺も含めて検討していただきながら進めていただきたいと思うんですけれども、陳情につきましては継続でしっかり審議をしていきたいと思います。 ○委員長 継続ですね。  橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 午前中に審議した陳情の中でも、「私たち隣接地区住民への事前説明はなく」というのがありました。やはり、町会の一部の人とか、そういう方々には確かに伝わっているかもしれないけれども、マンションとかの居住者の人たちに丁寧に説明会のお知らせとか、そういうのが十分この間やられていなかった。この件以外でもそういうのがあったというふうに私は本当に実感をしていますので、まず住民説明、ここをしっかりマンションの居住者も含めて、町会幹部の方はもちろんなんですが、そういう方々から本当の平場の居住の人たちを含めた、そういう説明会をやるというのは、これからの問題としてもぜひその辺は網をかけてしっかりやっていただきたいなというふうに思います。  それとツリーができる前から浅草は国際観光都市でもあって、全国から観光バスが来るまちであったんですが、ツリーができれば、確かに大型観光バスが、なおさらこれからどうするという話は当然あったと思うんです。先ほど近隣地区の大型バスの駐車場、相談というのがありましたが、そこはもっと徹底してやっていただきたいなというのと、台東区全体で――上野に地下の駐車場で300台はありましたけれども、あそこにはさすがに観光バスを入れるわけにはいかないということで、これからの課題としては、やはり台東区が大型バスの駐車場も含めた、本当はそういうものも考えていかないといけないなというふうに思いますが。  ここに陳情に出されている屋内バス駐車場の建設というか、今、川沿いの再開発の話がありましたけれども、そういう構想というのは、区は独自にバスの大型駐車場というのは検討されているんですか。
    ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 先ほど申し上げましたように、今、検討会の中でこれからどうするかということを検討し始めたところでございますので、なかなか平地の面積はないということから、当然立体化ということも考えていかなければいけないかとは思いますけれども、まだ具体的な構想には至ってございません。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 これからどうやっていくかというのは、大いに知恵を出してやっていただきたいなと思います。それとやはりここは隅田川沿いなんですが、私の事務所のある千束3丁目も国際通りなんですが、――、あそこに来るお客さんが観光バスで来るんですね。買い物ツアーとか焼き肉食べ放題ツアーということで、あそこが3台、4台つながるのがもう日常茶飯事ということで。確かに排気ガスの問題でいえば今戸エリアだけではなしに千束方面も結構あるということもあります。  それと駐車料金が大型バスの場合は非常に高くて、ツアーによっては駐車料金が盛り込まれていなくて、やむを得ず路上で待機しているという、そういう話も聞きましたので、私はその辺の路上駐車のことも含めて、関係部署のほうでは駐車場の指導というのは徹底してやっていただきたいというふうに思いますが、その辺についてはいかがですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 違法駐車につきましては、基本的には警察署のほうで対応しておりますので、そういったところでは警察署と連携をとりながら対応していきたいと考えてございます。 ◆橋詰高志 委員 よろしくお願いします。 ○委員長 ちょっとすみません。 ◆橋詰高志 委員 陳情は継続で。 ○委員長 橋詰委員、先ほど店名が出ましたんで、店名は取り消しでよろしいですか。 ◆橋詰高志 委員 はい。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 駐車場のことで駐車場難民というのは非常によく理解するんですよね。ただ、皆さんも、委員の皆さんもご心配してよく見ていただいているようですが、バスをとめられるのはうちの今戸2丁目町会、隣の今戸1丁目町会、聖天町会、そして花川戸2丁目町会、花川戸1丁目町会までなんです。それで私は1週間に三、四回は見ているんです。それでアイドリングしているバスは注意してとめさせているんです。ただ、私も最近ちょっと忙しくなりましたんでなかなかできないんですが。  例えば、昨日の現状を申し上げると、今戸の駐車場は七、八台あいていました。その時点で花川戸2丁目までの間に3台とまっています。それであちらの旧東京北部小包局のほうは完全にあいています。ですから、駐車場の台数が足りないというよりも、まずその指導の徹底ですよ。先ほど橋詰委員が言った安いツアーは駐車料金が設定されてないなどというのは言語道断で、それはこちらのせいではなくて、それは徹底的に取り締まるべきですよ。だからそこのところを履き違えてしまうと間違えてしまう。  それは現に、個人名を言わないように言えば、旧ガソリンスタンドの民間の臨時駐車場、今30分300円です。必ず満車です。だけれども仄聞したところ、あそこももうすぐ売却が決まったらあそこの分も難民が出てくるわけです。そういうことを考えたら、それはやはりやるべきですよ。  それと私この陳情、逆だなと思っていて、本当に私は心痛んでいるんですよ。なぜかというと、前のバスの駐車場は今度、縮小される部分がなかったんです。あそこに太陽コーポラスという古いビルがあって、あそこで殺人事件も起こるほどあそこが暗いところで、それを解体してくれということを私が区に要望したときに、解体するだけでは名目が立たないから駐車場を広げましょうと。駐車場を広げるという理由ならばあそこを解体しましょうと、解体する予算をつけましょうと言われたんですよ。  それは私にとって苦渋の選択ですよ。だって今戸のあの地元に排気ガスを置くんですから。この陳情は減らさないでくださいと、通常だったらあんなバスの駐車場は出ていってくださいというのが陳情ですよ。何で山谷堀から中の人たちが潤って、山谷堀からこちらの北側がバスの駐車場だ、清掃車の車庫だ、そういうのばっかり押しつけてくるんだと。ああいうのを北部から出すべきだ。蔵前でも浅草橋でも入谷でも谷中でも、みんなバスを少しずつでも請け負うようなものをつくれというのが本来の陳情だと私は思いますよ。それを減らさないでくださいと――涙ぐましくて。そういうことを少し考えてくださいよ。  本来の陳情は、これゼロにしろですよ。今まで北部がこれだけこうむってきた被害は区内全部に分けるべきだと。違いますか。  それだったら、例えば南千住の東京ガスのところに土壌汚染があるからって、この前、支店長から説明を受けましたよ。売却できないと。それだったら代案としてあそこにバスの駐車場をやってくれませんかと荒川区に申し入れるとか、そういう努力の跡が見えないんですよ。だからその辺を検討しています、検討していますと。  私が馬道通り、東参道の駐車場で実際もう接触事故が浅草小学校の子どもと起こっていたって何の手だても打っていないではないですか。地元が難しいからって一方通行化もできない。馬道通り、電線類を地中化してあそこに少し待機するような場所もつくれとさんざん言っていたってやれないではないですか。足跡が見えてこないんですよ。だからその馬道通りの電線類地中化を提案させていただいて、もう四、五年たちますよ。東参道だってあれ何とかしなければいけないというのも、もう四、五年たちますよ。それでもまだ検討していますだ。  それで何、「サタデーずばッと」の取材が来て、去年の取材を見れば、スカイツリーでお客さんをおろしてバスだけ来ている可能性がある。その実態調査をしたのかと聞いたら、していいないというではないか。だから全てが後手なの。後手どころかやっていないの。これ答えられるのか。いつやるの、今でしょう。違いますか。もうやらなければだめでしょう。いつまで検討していれば気が済むんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎望月昇 交通対策課長 和泉委員ご指摘のとおり、やれていない部分も多々ございますけれども、東参道・二天門通りにつきましては、今、歩道設置ということで今年度やっております。それから浅草小学校のお子さんの事故後の対策につきましては、誘導員をふやして安全対策、できる限りの安全対策ということで昨年から引き続いて実施しております。そういった少しずつはやっておりますけれども、委員ご指摘のとおり、これからやらなければいけないことが多々ございますので、やっていくよう努めてまいりたいと思います。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 私は地元の議員として設置台数をもっと減らしてほしいですよ。なくしてほしいぐらいです。そういう意味で地元の、ましてこの前の第1回定例会で趣旨採択した観光バスの専用駐車場を減らすことに関する陳情なんて、今戸住宅から陳情が出ていた。普通、隣地でバスの駐車場を減らさないでくれという、そんなに変わった陳情はないはずですよ。バスの駐車場はうるさくてしようがないんだから、どいてくれでしょう。それが減らさないでくれって、こんな行政のためを思って言ってきていただけているのか、その辺のところはちょっと私もわからないんですけれども、私は今戸から出してほしい。全部出して、あそこのバスの駐車場を行政課題解決のための種地としてやってほしいですよ。  そのような思いがあるから、ちょっと陳情者の皆さんと思いがちょっと逆なんで、なくしてくれだから、私は。だからこれとりあえず継続して、せっかく産業建設委員会に初めて入ったんですから、これしばらくやっていきたいんで、しっかり見させていただくためにも自民党・無所属の会は継続でいいです。 ○委員長 継続ですね。  これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第9、陳情25-14、区有地と一体となって、安全・安心の防災まちづくり(再開発事業)を住民主体ですすめるための陳情を議題といたします。  本件は、新たに付託されたものであります。  事務局次長に陳情の主旨を報告させます。           (野村議会事務局次長報告) ○委員長 それでは、本件についてご審議願います。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 今の流れで、あえて申し上げます。だから、私がこの辺の理解がちょっとできなかったのは、観光バス駐車場における健康被害や生活不安の増大という課題があるというお話の一方で、台数減らさないでくれと、同じ陳情者から出ているということは、ちょっとこの辺がまだ理解が足りないんで議論を煮詰めていきたいのと、行政側にちょっと調べていただきたいので、継続で結構です。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 この案件については午前中からも含めて、いろいろとやりとりをしてきましたので、その経緯を踏まえて今後の推移をしっかりと見守る、あるいはプロジェクトチームがつくられて庁内でも検討が始まっている、その答えを早急に出していただくということも含めて、継続でお願いします。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 今、両委員がおっしゃったことと重なるので、全く同じ趣旨で継続でお願いします。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 この陳情は再開発事業による地域貢献ということで6点提案をされておりますが、先ほどの陳情とも関連する部分もありますし、今後さらに深めていきたいと思いますので、継続で。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 皆さんおっしゃったように、見守っていきたいと思うんですけれども、この陳情者のお気持ちの中にさまざまな課題を解決していきたいということで上げていただいているんですが、これが再開発とつなげて考えていらっしゃるんです。再開発とつなげなくてもいろいろな課題が解決できるか、その辺も含めて見守っていきたいと思いますので、継続でお願いいたします。 ○委員長 継続ですね。  これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第10、陳情25-16、江戸千家の隣地を買い上げポケットパークにすることについての陳情を議題といたします。  本件は、新たに付託されたものであります。  事務局次長に陳情の主旨を報告させます。           (野村議会事務局次長報告) ○委員長 それでは、本件についてご審議願います。  橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 鴎外荘の横にあるこの江戸千家のあれなんですが、私もなかなかこういう区内にある歴史的な史跡で、やはり区民の皆さんにアピールをしていくという点では重要かなというふうに思います。ただ、隣地の購入その他についてはいろいろ問題があると思いますが、これから脚光を与えていくということは期待しながら、周りの土地との関係などもありますので、できれば購入してもっと光を当てるような史跡にしていただければいいなという希望はあるんですが、クリアしなければいけないいろいろな問題があると思いますので、継続で。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 これ住んでいらっしゃるところなんですか。これデータ、誰かわかるんですか。お住まいになられているのか。わからない。そこまで調べていないか。           (「駐車場」と呼ぶ者あり) ◆和泉浩司 委員 違う違う。駐車場は駐車場だけれども、江戸千家。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 江戸千家のところにつきましては、現在お住まいになっていらっしゃって、お茶の教室をやられております。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 区民の税金を守る立場からいって、普通にお住まいになっていてその建物が少し普通の人と違うとか、そういった形であったとしても、個人の建物に対して区がここの隣に土地があるから買っていけという話だったら、どんどんそういうのが、台東区、歴史と伝統のまちですから、際限なく行われてしまうと思いますので、不採択で結構です。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 橋詰委員がおっしゃったとおり、確かに江戸千家の家元さんのおうちでありますし、今実際にお話しがあったみたいに活動されているということですが、文化的には非常に価値があるということで、不動産の売買の立場でいえば隣地倍買いですから、隣の土地なら倍出しても買うべきなのかもしれないけれども、それは買うべきは区なのか、税金を使った我々区なのかということを考えると、今、和泉委員もおっしゃったとおり、なかなかこのところまで行政側が立ち入って民有地の横のものを買収して、しかもまだ家元さん初め皆さんと、あるいは、地元の皆さんともそうしたそこを何か活用していこうとか、何か文化継承のために使用していこうというお話し合いも始まっていない中で、一方的にこうやるのはどうかなと思うので、いい悪いというよりもなじまないのではないか、こういうお話は。ですから、そういう意味でこの陳情はちょっと取り下げていただきたいなという思いも込めて不採択。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 一応念のため見に行ってまいりました。やはりこの地域は、このあたりは大変緑が多いところでありまして、わざわざ、恐らく何千万円もして買い上げてどうのこうのということもないと思いますし、また、これは確認したわけではないんですけれども、お客様がもしかするとこのパーキングを使っているかもしれないですし。           (「なるほど」と呼ぶ者あり) ◆寺田晃 委員 ですので、ちょっとふぐあいというんですかね。我が会派としましては不採択でお願いいたします。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 これは陳情の付託を決めるときの議会運営委員会のほうでも、あるいは幹事長会のほうでも、これはなじまないのではないかという話はあったんです。ただ、やはりなじまないということで付託しないで何か結論を出すよりかは、きちんと委員会に付託した上でそこで不採択という結論を出したほうが、議会としての一つの役割が果たせるのではないかということでこの経緯がありますので、ここははっきりとこういったものは今の区の財政状況、あるいは一つの区の仕事の守備範囲ということを考えても、これは買うべきではないという理由を付して不採択。 ○委員長 不採択ですね。  これより採決いたします。  本件については、不採択の意見が多数でありますので、不採択することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第11、陳情25-19、教育環境に配慮し良好な住宅を誘導する街づくりについての陳情を議題といたします。  本件は、新たに付託されたものであります。  事務局次長に陳情の主旨を報告させます。           (野村議会事務局次長報告) ○委員長 それでは、本件についてご審議願います。  堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 先ほども根岸のマンションの問題で大体言ったので、行政側の立場とかプランはわかりました。先ほどの住宅課長のお話ですと、来年度住宅マスタープラン、また改定に向けていろいろ庁内で検討されているというお話でありまして、非常に冷たい言い方ですけれども、この陳情を読むとこの時点で当然、今、台東区の我々が抱えているというか、持っている条例、住宅整備の条例ですとか紛争処理の問題の中で考えていくと、これをそのまますぐ議会の力でとか法的な力で業者側に迫っていくというのは難しいということだと思います。  ただ、ここにいろいろ皆さんの、ワンルームの戸数を2つ減らすとか、プールに最も近い2階、5階をファミリーフロアにするとか、こういった要望が3点ほど出てらっしゃいますが、この点についてはやはり地域の皆さん、また学校の関係者の皆さん、多くの方からご意見が出ているので、根岸のマンション同様、区側にできる限りの調停というか、間に入っていただいて調整していただきたいと思うんですが、その辺について動きのほうはどうですか。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 陳情の件で1点確認させていただきたいと思うんですが、今、堀越委員が言われたのは、既にこういった内容で和解、調停案を受託したというものでございますか。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 それでそういうお話ということで、その上で――そうか、これ勘違いした。先ほどの話と勘違いしました。その上でこういった条例改正を求めてらっしゃるということで。我々の立場としては先ほど言ったとおり、私有財産の問題も絡め、いろいろ区側の日程でもある来年度の住宅マスタープラン改定に向けて、当然、区民側から出るこういう問題について努力していきたいというふうに思っているんですが。  この問題についてもう1点論点があると思うのは、たまたまこのマンションは根岸のマンションと違って学校に隣接しているという中で、どうなんでしょうか。ほかの自治体とかでこれ私的財産の、先ほどから何度も言うとおり、問題があるので、難しいと思うんですが、学校施設の周りを特定地域とかに指定して、そういったマンションの規制とかをかけているような条例を持っているところはあるのか。  例えば、京都市などは実際景観条例だとか都市計画の中における高度地区の指定などをして、結果として高い建物が建たないで学校の周りがある程度低い建物守られていますが、あれは学校のために条例整備したというよりも、市全体の条例がそういう効果を生んでいるということだと思うんですが、具体的に教育施設だけに的を当てて、そういう条例とかそういった方策を持っている自治体というのは全国的にあるんですか。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 我々も特別区、23区を中心にそういった条例があるか、規制があるかどうか調べてまいりました。結論から申しますと、ございませんでした。 ○委員長 堀越委員。
    ◆堀越秀生 委員 そうすると、これから先は区長を初め議会の政治的な話ということになってくると思うんですが、教育施設、この密集した台東区の中で教育施設の周りのおうちに対していろいろ規制をかけて、建物を建てるときの規制をかけて、そういったマンションならこういう条件で建ててくださいとかやっていく必要があるのか。これは本当に非常に難しい問題だなと思います。  先ほども言ったように、立場が違えば自分の財産にもかかってくる話だし、なので、今この時点では本当に情けないお答えで申しわけないんですが、そういった皆さんの思いを酌みながら、ほかの自治体の、結果的に先ほど言ったように、効果を出している京都市の事例なども参考にして勉強しながら、来年住宅マスタープランが区のほうで変更されるのにあわせて、議会の一人として勉強させていただいて、条例がどうあるべきかということをもう1回再考したいというお約束をするだけにとどめさせていただきたいと思うんで、ぜひこれ継続で、勉強させてくださいという意味で、ちょっとこの陳情を継続でよろしくお願いします。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 和解がされて、この観点でというふうになりましたが、やはり午前中の根岸のマンションの陳情もございましたが、とりわけ学校に通り挟んで隣接しているところのマンションというのは、今の区の条例ではそういうものは規制することはないと。それからマンションの建て主自身も法的にはクリアしているということなんですが、それと今、堀越委員が聞かれた条例化しているところは23区の中でもないということなんですけれども、私はやはり教育環境をしっかり守っていくという点では、やっているところがないからと、ましてや都心部なんで高層化はやむを得ない。ましてやワンルームも規制しているといっても、ファミリー世帯も最低限の40平米以上という縛りはあるんですが、私はやはり教育施設とかそれから学校とか児童施設に隣接する部分のマンション建設については、もっと区が一歩踏み込んで規制をかける、そういう姿勢というのが大事かなというふうに思います。  それと、陳情項目2点目で言われている、今、私ちょっと言ってしまったんですが、40平米以上ということで、建てる人はファミリー世帯向けを40平米以上で一応設計はしているようですが、これはよその区では55平米を最低にしているところとか、そういうのもあるわけですから、私はもうちょっとファミリー向けをふやさせる、スペースをふやさせるというのも考慮しなくてはいけないというふうに思いますので、これは即、この見直しで数値上げるとかということでなくて、もっとまちづくりの地域の皆さんの意見を加味しながら、学校施設とマンションの関係というのをもうちょっと煮詰めていくというか、深めていきたいなというふうに思いますんで、採択をしたいところですが、継続をして研究をしていくという意見もありましたので、継続で。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 今、橋詰委員がおっしゃったとおり、もしこの学校の施設の周りにそういうものを台東区が、もちろんほかがやっていないからということではなく、区長はもう他の自治体に先駆けてやっていらっしゃる政策がたくさんありますよね。だから当然、区長の行動力からしたら台東区が先駆けてやりたいという思いを持っていると思うんですよ。  ただ、そこで聞きたいのは、今、橋詰委員がおっしゃったような仮に教育施設の周りに規制をかけていくとすると、その周りの地権者全員にそういう、しかも地主である方もやがて売買されれば移り変わっていくわけで、それも含めて全部了解をとっていかなければいけない、あるいは区がそのエリアの土地を全部買収して一定の公有地にしていかなければいけないとか、そういう問題があるんですが、方法としては、そういうことしかないですよね。何かいい方法あるんですか。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 まず、例えば教育環境を守るために建物の高さを抑えたりですとか、学校側に面した窓の大きさを制限するとかというのは、建築主の権利、大きな意味で財産権の侵害ということの制限などの課題がございますので、我々といたしましては、区内全域を条例で一律に規制することは難しいというふうに考えております。仮に教育環境を守る手法といたしましては、それぞれ学校の周り、台東区といわれてもそれぞれ実情が異なりますので、例えば住民主導による建築協定ですとか地区計画、そういったことで住民の皆さんからお声をいただいてそういった規制をかけるというような方法があるということで、もし仮にですけれども、そういったご相談をいただいた場合には、そういった手法をご提案、情報提供、ご相談に乗らせていただきたいというふうに考えております。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 こういう質問をしているのは、もう何度も言っているとおり、あちこちでマンション紛争の問題が起きて、これが非常に政治的ないろいろなものに利用されている実態もあるし、ここはPTAの皆様、学校という施設がたまたま入っているからPTAの方もかかわってらっしゃるので、そういうことはなく、PTAの皆さんとか学校側の思いも入ってちょっと普通のマンション紛争とは違いますが、この辺でいいかげんそういったこともやはり議会できちんとぴしっと言っていって、今、課長がおっしゃった問題が実際本当にあると思うんですよ、私は。  だから理想論賛成だけれども、行政事務の実質論としてはなかなか不可能な現実があるわけだから、そこをやはり我々議会としてははっきり言っていかなければいけないし、そういう思いでちょっと質問したので、一応確認してよかったです。ありがとうございました。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 1つお伺いいたします。陳情項目の、2番目ですね。「現在の住戸専用面積の最低の25㎡以上や家族向け住戸の40㎡以上という基準を高くすること」に対しまして、これ多少なりとも条例をいじるとしたら、その資産価値を妨げてしまうというか、下げてしまうというようなことはあり得るんでしょうか。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 まず、他区の実情を含めてちょっとご説明させていただきます。  40平米以上というのをファミリー向けというふうに定義してございますのは、台東区を含めて12区ございます。その中でも規制の内容が各区ばらばらなんですが、我々が内容を見させていただいたところ、台東区の条例の規制、平成20年度に引き上げておりまして、各区に比べても厳しい内容になってございます。それを引き上げることについては、現状では維持していきたいというのが我々の考えでございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 お聞きしたいことは、現在の資産価値を下げるようなことになってしまうかどうかです。1平方メートル以上上げた場合に。難しい質問かもしれないんですけれども。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 資産価値、ちょっと今後、検討の課題とさせていただきたいと思います。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 お気持ちはわかりました。とは申しましても、今の条例の中においていろいろな問題が発生しているということは、またこの陳情者もお話をされた後にこうやって出しているということは、やはりお子様をお持ちの家庭については、やむにやまれずこういうふうに現状としては受けていらっしゃるんだなというふうに見受けられます。  私自身も予算特別委員会のときに質問させていただいて、今後、問題がないように条例の改正も含めて検討していただきたいというふうに質問させていただいたこともありまして、私自身の気持ちとしましては採択してもらいたい気持ちなんですけれども、やはり慎重に審議していく大切な問題だと思いますので、我が会派としましては継続でお願いいたします。 ○委員長 鈴木委員。 ◆鈴木純 委員 これは、前回も似たような形で出ていると思うんですけれども、前回ではないですか。陳情項目の上は私はあんまり、この項目の上は――この2つが大事だなと思うんです。条例など規制項目を追加する条例改正などに取り組んでいただきたいというポイントで、またやはりワンルームマンションの問題という部分で、今40平米以上がファミリーという形になっていると思うんですけれども。  今の話と重複してしまうんですが、結局、他区がどうこう、12区あるからというのは私はあんまり言いわけにはならないと思うんで、40平米で確かに家族で3人でも狭いというのはやはり実際そう思うんですが、ただ、実際40平米でぎりぎりにつくってくる業者さんもいますし。ただ、実際に住んだら、私もちょっと40平米で住んだというのはちょっとないんですけれども。           (発言する者あり) ◆鈴木純 委員 そういうわけではなくて。ただ、やはりとても狭いというのはすごく感じます。これも最終的には検討していただきたいという内容なんです。これが本当にできないという理由を検討するのではなくて、真剣にこれはやはり今後取り組んでいただきたいという内容だと私は思っていますので、私個人的には採択したいです。  今、本当に難しい条例改正だったり、これを出されてすぐ今ぽんという形にはやはり区としても対応はできないと思いますんで、採択はしたいんですが、今回は継続という形でやらせていただきたいと思います。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 補足するなんて、私より前から産業建設委員会にいた鈴木委員に失礼なんですけれども、前からやはり総戸数15戸以上の25平米、40平米というのを平成20年に改正しましたよというお話で、その前のときにもっと狭くて30幾つだったときにおかしいのではないのかという話をさせていただいたことがあって。これは一定の評価はしますよ。だけれども、私これ陳情全体を見たときに、委員ではないにしろ、地元の皆さんやPTA関係者の皆さんのご苦労ってめちゃくちゃあったと思うんですよ、ちょっと伺ったところによると。よくこの協定をかち得たな。本当に心から拍手を送りたいぐらいなんですよ。  通常、私もマンション業者と何度も闘ってきました。おどかされたりもしました。子どもはいるんでしょうというようなおどしもかけられたことがありました。そんな思いをしながらマンション業者とやはり地元住民の皆さんと一緒に闘ってきた経緯から考えると、これだけかち得たということは、すばらしいというか、すごいことですよ。だから、その思いをもう二度とほかであんまりしないようにという思いから、この2項目の陳情が私は出てきたと思うんですよ。そこをしんしゃくしないといけない話なんですよ。  これを採択されて困るようなことはあるんですか。逆にそれを理事者側にお伺いしたいです。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 我々といたしましては、まず最初にでございますけれども、紛争を未然に防止するために小・中学校、特に近隣地、こういったマンションができる場合には、まず学校を初めとする近隣の方々に十分ご説明するように現在も努めております。これからも努めていきたいというふうに考えております。  今後につきましても、先ほども申し上げましたが、今後、住宅マスタープランを改正いたしますので、その中で本区の状況を見きわめながら現状維持なのか、それとも改正したほうがよろしいのかということをさまざまな意見をお伺いしながら、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 とりあえず継続の意見が多いから、うちの会派だけ採択と大声で出していて負けると意味もないし、みんなも同じ気持ちだと思うんです。だからもうちょっと、先ほどの話ではないけれども、次までそしたら待ちますよ。住宅マスタープランができて、さらにそれで検討してさらにといったら、また次のマンション計画が上がってしまうから。そうすると、またこのときに苦労された事例がまた次にも出てきてしまうから。  せめて次のときぐらいまでにこういう検討を私たちはしてきました、こういう検討をしました、その足跡しっかり見せてもらって、教育環境って私も不勉強で、全条例読んでいませんから、本当に教育関係のことが入っている入っていないということがわかっていないんです。わかっていないでこういう審議をしているのも大変失礼なんで、こういう教育環境において今回の事例みたいに窓をそういうふうな指導をすると、そういうようなそちらに向けないようにすると。もう新しく学校側が建って見られるように新しい学校が建ててしまったら、それは学校側が間抜けだったという話だけれども、既存の学校に負荷がかからないような建築の指導をするという項目を入れられるのか入れられないのか、どういう検討をしてきたのか、足跡さえ必ず次までに見せてくれたら継続でいいですよ。その足跡が見えなかったら自民党・無所属の会、何が何でも採択にいきます。一応そういうことで今回は引いときます。だからその足跡見せて。 ○委員長 継続でよろしいですね。 ◆和泉浩司 委員 はい。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 皆さんからも意見が出そろってきたんですが、まずはこの陳情に至った経緯です。いわゆる今までの一つの小学校で勃発したこの問題について、自分のところだけではなくて、PTA連合会全体の問題として共有されて、連合会の会長名で出されたということは、もう非常に大きなことだと思っています。以前にもありましたし、それぞれの学校で事あるごとに皆さんが頭悩ませてやるんではなくて、区全体の問題として、あるいは教育委員会の問題として捉えていただきたいという思いですので、これはもう本当に真剣に皆さんで考えていきたいということをまず申し上げておきます。  そこでちょっと切り口が変わるんですが、当の学校を所管する教育委員会のほうはどういうスタンスでいるのか。これはもう受け身で、まあ、マンション建ってしまうのは今の条例ではしようがないから、いわゆる教室側を目隠ししたり、プールの周りに塀を立てたり、そういった防御の方法しかないのかなというふうに考えているのか。あるいは条例ですとか地区協定ですとか、そういうところを積極的に活用して、何としてでも教育環境を守っていきたいというスタンスでいるのか。  これ教育委員さんの意見や何かもぜひ聞きたいと思うんですが、今のところこういう事件、耳に当然入っていると思いますから、教育委員会の会合の中でもいろいろな話し合いがされてると思います。教育委員会側の考え方、お願いします。 ○委員長 庶務課長。 ◎嶋田邦彦 庶務課長 お答えをいたします。  委員ご指摘のとおり、教育委員会といたしましては、現行の法令の中ではやはり建築内容についてとやかく言えるような状況ではございませんので、ただ、教育環境をいかに確保していくかということは重要な教育委員会の責任といたしまして。例えば、今回のケースでも例えば工事が始まるに当たって騒音の問題、粉じんの問題、そういったものは現状の授業ですとか学校行事に影響のないように、事前に学校とともに業者に申し入れをする。あるいは建物が、先ほどありましたけれども、建った後については児童・生徒のプライバシーの保護、そういった観点から、それに対する対応というものはきちんとしていきたいというふうに考えています。  事前にさらにきつい要件で行えるかどうかということにつきましては、今、住宅課長が申し上げましたとおり、今後検討して、一緒になってそれについては話し合いを持っていきたいと思っております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 そこで教育委員会側が変にいい子で理解する部分があるのではなくて、逆に教育委員会側としてはもう本当に子どもたちの教育環境を守る立場でぐいぐいと所管課に、何とか条例だったり地区協定だったり強力なものをつくってくれよというぐらいの申し入れですか、あるいは内部でのやりとり、闘いみたいなものがあってもいいのではないかなというふうに私は思いますよ。  あと今、先ほどから私的財産権ですとか資産価値の話出ていますけれども、果たして、これが厳しい一つの縛りをかけたら資産価値が下がるのかという話なんですよ。これ確かに非常に短期的な目で見ればその土地の資産価値、高さが制限されたら下がるかもしれませんが、長期的な目で見たら台東区というのはこれだけの小・中学校を含めた教育環境がきちんと守られてるエリアなんだということで、逆に土地ですとか、あるいは別の意味での資産価値というのは当然高まってくるものだと思いますよ。  先ほど堀越委員から京都市の例が出ました。京都市があれだけ町並みを大事にする厳しい条例で縛った。では、京都市のエリアの地価が下がったんですかという話ですよ。そのおかげで観光客であったり、昔の町並みを残した部分での価値が逆に上がっているではないですか。金沢のいわゆる旧町名復活の問題のときもそうですよ。  そういった意味で、非常に短いスパンで見ればその土地が高く売れるかどうかというのは、当然そこの、容積率や何かが高いほうがもしかしたら今の時代では資産価値という意味では高いかもしれない。でも将来的に長い目で見たら、台東区としては本当に子どもたちの教育環境が良好なんだと。隣の千代田区は本当にオフィスビルに囲まれてしまったような小学校しかないですよ。でも台東区はもう校庭にしてもプールにしても、あるいは校舎から見る景色にしても、しっかりそこの部分を担保するためにある時代に大人たちが動いたというのは、これは後世に残す一つの大きな何か遺産というか、あれだと思いますよ。  今回、地域のPTAの方たちがこれだけ立ち上がった。そして根岸の先ほど陳情がありましたが、学校以外の地域でもこれだけの問題が勃発をしているというところで、ここで何もできないと。知的財産権ですとか、あるいは一方の目からしか見ていない資産価値、それだけで動かないのは、やはりちょっと行政として、あるいは我々議会も含めて、これはほうっておけないというふうに思っています。  先ほどから議論が出ていますけれども、まず地区計画の問題です。恐らく条例等できちんと縛りをかけていくには、これは結構長い時間がかかると思いますから、地区計画で一定の縛りをかけていくときに、これを先ほど受け身の方で住民の皆さんから何とか上がってきたものは区がお助けをする、アドバイスをしていくというスタンスでしたけれども、逆に教育委員会だったり、それこそ住宅課が中心になってこういう手法がありますから、何とか地域の皆さん、PTAの皆さんも中心で、あるいは学校長なども巻き込んできちんとやれるような、そういった取り組みなどというのはできるのではないですか、いかがですか。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 先ほども申し上げ、繰り返しになりますが、地域の方、財産権のいろいろな縛り、規制をかけるというような厳しい問題でございますので、なかなか今の時点ではやらせていただきますというふうには、申しわけないですが、お答えできかねますので、こちらのほうも、今後もう少し研究させていただきたいというふうに考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 いや、これ非常に大きなあれですよ、価値観も含めた問題ですよ。これから台東区がどちらの方向へ行くのかという大きな課題だと思いますよ。確かに今の段階では高度利用をして、そこに高層の集合住宅をつくっていくことで人口をふやしていく。これがある程度までいっていますけれども、もともとの下町のよさみたいなものがあったり、教育環境も含めた住みやすさというものがあるから、このエリアに今どんどん人が引っ越してきてマンションも売れるわけではないですか。でも、これがもうマンションだらけになってしまったら今度は人が出ていきますよ。  どこまでこの開発を進めていくのか。あるいは先ほども出ました法定再開発、ああいったものは空地をきちんととってやっていくという話ですから、そういうことも含めて、これ住宅課一つの問題ではなくて、それこそ教育委員会、あるいはまちづくりの部門を含めて、一本筋の通ったものをつくっていかないと、これは解決できないと思います。  和泉委員が確かにおっしゃいました。本当にこれ今回、この数カ月の間でもいいですが、区として、あるいは区長の意思として、しっかりとした見解を出していただきたいと思いますよ。子どもたちの良好な教育環境を守る意味で、そこをつくっていくことによって、いわゆる区の資産価値、全体の区の価値観を高めていくという方向に行くのか。  先ほどちょっと教育委員会から消極的な答弁がありましたが、周りに建ってしまうのはしようがないよと。ただその分、学校の建物、目隠しをしたり塀を高くしたり、あるいはエアコンを入れたり、そういう形でのものを充実していく方向にするのか。千代田区などは日当たりが悪いということで、周りのオフィスビルに協力してもらって鏡か何かやって、そこの反射で校庭に太陽の光が当たるようにやっているんですけれども、ああいうような手法で周りに高いビルが建ってしまうのはもういたし方ないねというスタンスでいくのか、その辺はぜひ検討していただきたいと思います。  そうでなければ、我々も会派の中でもう一度話し合いますが、区のほうがはっきりしないようでしたらこの陳情は次回にはきちんと採択をして、議会側からもっとプレッシャーを出していきたいというふうに思っていますので、お願いします。今回は継続。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 一つ、今いろいろお話が出た中で、私も好き勝手なことを言っているだけではなくて提案したいんですけれども、なかなかこういう問題で先ほど言ったように、法的に私的財産を守りながら変えていくのは難しい。その中で議会がプレッシャーをかけていくという、あるいは地元からプレッシャーが来ると行政が大変苦労するなと思うんですが、一つ発想の転換で、例えばこれ素人考えですが、あそこに産業会館の建てかえの問題だとかいろいろありましたよね。何か前には中村勘三郎さんが生きているころは芝居小屋をどうのこうのという地元の話もあった。それから観光バスのいろいろな問題で一方通行の問題も自民党・無所属の会の東区議とかうちの会派の冨永区議からも質問が出たりしている。それから今、学校の問題でこういう問題が出てきた。  そうしたら、例えば今、教育委員会の皆さんもいらっしゃるし、まさに国から台東区に来ていただいている部長もいらっしゃいますし、都から来ている理事者の方もいるんだから、あそこで一つ区長、どうなんですかね。例えば産業会館の場所と学校の場所を入れかえてもう1回新しい学校を、公園を利用しながら。そうすれば西側の通り、それから後ろの公園、全部使って学校側のある程度、環境を守った新しい学校をつくれる上に、産業会館も新しい建物で移設して区民の皆さんの要望の施設も取り入れるような建物ができる。あれを一体で再開発していくぐらいの発想の転換でやはり行政がプランを出してもらって、ああ、やはり私たち議員が考える小さな話ではなくて、やはり国と都、それから区が協力するとこれだけ大きな新しいまちができるんだなというようなぐらいのを何か出していただきたい。  たまたまあそこのエリアにそういった産業会館の問題とか学校の問題とか出てきたんで思うんですが、そういう連携をできるような話も、どうでしょうか。誰に聞いたらいいのか、企画課に聞けばいいんですか。ぜひ要望したいんですけれども。答えるのもあれでしょうが。  そのくらいのことでいろいろな問題あると思うんで、そうすれば学校の環境の問題もある程度解決できるし、その一つをモデルケースとしてやれば、例えばもう一つ言わせてもらえば、田原小学校の問題もよく出ますけれども、やはり日当たりの問題、校庭の広さで、かといって生徒数はどんどんふえていく、こういう学校は大正小学校も含めていろいろあるわけですよね。そうしたら例えば隅田川のリバーサイドに例の水道局の跡地の問題、ずっとあいている公園もある。そういうところ多少距離は離れるけれども、2キロ四方のわずかこの狭いまちの台東区なんだから、学校は新設できないけれども移設はできる、新築はできる、そういう発想でまた教育環境をつくっていくということもできるのではないかと、そういう思いもあるので、その辺をぜひ検討していただきたいと要望しておきます。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 さまざま委員から本当に非常に熱心な意見が出ていると思います。私も先ほどから聞いているんですけれども、青柳委員が言ったように、教育委員会として条例というのは条例なんですけれども、教育委員会は独立した機関なんですから、子どもたちの環境を守るという面から、ふさわしくないものはふさわしくないというやはりきっちりとした指針を本当は出していただきたいと思っております。  それとあと、先ほどPTAとかにマンションのきちんと説明するようにというのがあったんですが、これたしかPTAとかに説明する義務はないという認識があるんですが、そこはきちんと加わってきたんでしょうか。これ何年か前は実は、私がPTA会長のときに別に説明しなくていいと業者に言ったことがあるんですね。それで説明を受けられなかったという経緯があったりするんで、その辺というのは。課長の認識でPTAにきちんと説明してくれというんならいいんですが、それはきちんとした統一の認識なのかどうかはっきり聞きたいんですけれども。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 先ほどの答弁でございますが、私が申し上げましたのは、当然、学校の近隣住民の方はもちろんでございますけれども、学校を含めた、初めとする地域住民の方という、そういうことで申し上げたものでございます。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 それはわかっているんですが、結局PTAというのは住民ではないんですよ。組織としてはありますけれども。だから住民ではないんで、その辺のしっかりとした説明を受ける権利がきちんとあるのかないのか。そこが何か前にはないということだったんで、私はそう伺っていたんですけれども、その辺は。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 条例上では残念ながらPTAの方には説明の義務というのはございませんが、学校に子どもさんを通わせていることもございますので、私どものお願いとして、そういった学校を初めとして十分説明していただきたいというものでございます。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 ですので、その辺はしっかり今後、方法として、指針としてきちんと伝えていっていただきたいと思います。  それとあとちょっとこれ私が間違えていたらすみません。この面積の問題で25平米、ファミリータイプ40平米ですけれども、これ条例ですが、台東区が推奨する面積というんですか、というような基準があったような気がするんですけれども、その辺は。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 台東区が求めております面積は、先ほど申し上げましたのは25平米という単身の最低居住面積水準でございます。それともう一つ誘導居住面積水準というのがございまして、台東区が理想とする、目指す面積はその中間の値となっております。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 すみません。中間の値の数字はないんですか。 ○委員長 住宅課長。 ◎伊東孝之 住宅課長 手元に今ちょっと詳しい資料がございません。50平米台というふうに認識しております。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 ということで、本当に台東区が目指す形というのは数字が出ているわけですよ。やはりそこを踏まえて、40平米でファミリータイプというと、先ほど鈴木委員からも狭いという、確かにもう……。ファミリータイプと言ってしまうとお父さん、お母さん、子どもで3人というイメージもあるんですけれども、ファミリータイプとはそれだけではない。お二人の家庭もあるし、いろいろな家庭があるんですけれども、イメージがどうしてもファミリータイプというだけでご夫婦とお子さんというイメージが私たちはついてしまうのも、またそこはいけないかもしれませんが、やはり台東区の求める形を今後しっかりとした方向を研究して、目指していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望です。 ○委員長 都市づくり部長。 ◎奥原崇 都市づくり部長 今まで住宅課長とかがご説明しましたが、ちょっと補足のほうをさせていただきます。  今回、教育環境という話がちょっと出ております。我々都市づくり部といたしましても、教育環境の内容ですね。こちらがどういったものが望ましいのか、適切なのかというところをもっと研究していかないといけないのかなと思っております。都市づくり部の中でどれぐらいのことを受けることができるのかということはしっかりと見ていかないといけないと思います。  それから2つ目に青柳委員からご示唆がございましたけれども、建築協定なり地区計画のお話でございます。現行の制度をうまく活用するともうご案内のとおりでございますが、高さの規制なり、規制といいますか、抑えるとか、いろいろ工夫をするとかといったことは、それはそれでできます。住民の方々のご賛同を得ながらという形になります。  こちらについて、どのような形で区がお手伝いといいますか、していくかというのは地域の実情によりけりだと思います。特性に応じてだと思います。住民の方々が率先してこういったことやっていきたいということであれば、アドバイザーをお送りしたりとかいうこともさせていただきますし、それから区のほうが例えば土地を買収していく地域があるとしたら、区が率先してやっていくということもあるかとは思います。  それから3つ目に、これらの工夫についてなんですけれども、今ちょっと申し上げたとおり、全く何も手がないということではございません。ございませんが、今、冨永委員からご指摘がありましたとおり、PTAへの説明とか、こういった住民の方、また地域の方への説明の仕方とか工夫とか、そういったものはまだまだ運用改善の余地も含めてあるかもしれませんので、もう少し研究させていただきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長 これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第12、特定事件の継続調査についてを議題といたします。  おはかりいたします。  本委員会の特定事件については、議長に閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、本委員会の特定事件の継続調査については、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。  なお、年月日、委員長名、議長名及び陳情者の住所、氏名の朗読については省略いたします。           (野村議会事務局次長朗読) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  なお、同じ所管からの報告につきましては一括して聴取いたします。また、補正予算については、報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いいたします。  初めに、文化産業観光部の補正予算について、にぎわい計画課長、報告願います。 ◎橋本晃仁 にぎわい計画課長 それでは、平成25年度第3回補正予算のうち、文化産業観光部関係の予算を説明させていただきます。  歳出の部でございます。補正前の額40億8,875万6,000円、補正の額500万円、補正後の額40億9,375万6,000円です。  補正額の課別、事業別の予算概要でございます。文化振興課では、中村不折文化振興基金の積み立てとして500万円を計上いたしました。これは中村不折氏のお孫さんからのご寄附によるものでございます。  簡単でございますが、以上で文化産業観光部関係の補正予算の説明を終わらせていただきます。 ○委員長 ただいまの報告については、聴取のみとさせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、都市づくり部の補足予算について及び第21回まちづくり「下町塾」の開講について、都市計画課長、報告願います。 ◎伴宣久 都市計画課長 それでは、資料2に基づきまして、平成25年度都市づくり部第3回補正予算のご説明をいたします。  まず、歳入でございますが、一般会計補正額が150万円でございます。課ごとの内訳につきましては、土木担当の交通対策課におきまして150万円の増額でございます。詳細につきましては、まず使用料及び手数料、使用料、土木使用料の自転車等駐車場、これが120万円、内容は先ほどご説明いたしました稲荷町自転車駐車場管理運営に伴う自転車等駐車場使用料でございます。また、使用料及び手数料、手数料の土木手数料で移送費30万円、こちらは駐輪場設置に伴う指導整理区域の指定に伴いまして放置自転車移送手数料の補正分でございます。  2ページをおあけください。歳出でございます。  一般会計補正額が3,633万6,000円でございます。課ごとの内訳につきましては、交通対策課で1,545万6,000円、土木課で2,088万円でございます。詳細につきましては、交通対策課におきましては、稲荷町自転車駐車場の管理運営費としまして、自転車駐車場運営で234万2,000円の増額でございます。また、指導区域の指定による対策費の増としまして、放置自転車対策費で529万1,000円の増額でございます。また、放置自転車駐車場整備77台分としまして稲荷町自転車駐車場整備で782万3,000円の増額でございます。  土木課でございますが、土木課の道路橋梁費、受託事業費、掘削道路復旧で2,088万円の増額でございます。この内容につきましては、ガス、電気、上下水道等の企業者の占有工事範囲につきまして区が道路工事とあわせて復旧するに当たり、企業者が負担すべき復旧費等を徴収し、区の工事として実施するものでございます。今回の補正につきましては、昨年度行われた占有企業者工事のうち年度末に完了したものを繰り越したものについて、今年度に区の道路工事とあわせて復旧を実施するに当たり、既に企業者から徴収した復旧費をその整備費に充てるため、補正予算として計上させていただいたものでございます。  補足予算の説明は以上でございます。  続きまして、資料3をごらんください。第21回まちづくり「下町塾」の開講についてでございます。  まず、目的でございますが、こちらはまちづくりに対する関心を高めていただき、地域のまちづくりを積極的に推進するリーダーを育成するというものでございます。  受講対象者としましては、区内在住、在勤、在学の方、またはまちづくりに興味のある方ということで、全体の講義の3分の2以上に出席できる方が受講対象者になります。募集人員につきましては、先着順で60名でございます。受講料は無料です。周知方法につきましては、8月5日の広報たいとうを初めとしましたポスター、チラシ、町会回覧、ホームページ等で周知をしてまいります。応募方法は、はがきまたは電子申請でございます。応募締め切りは平成25年9月13日の金曜日でございます。  塾の内容については記載のとおりでございますが、ことしは塾長の明治大学大学院特任教授の中林一樹先生から開講式を始めていただきまして、講義3でございますが、地域に出たワークショップにつきましては、御徒町駅周辺のまちを対象としたワークショップを実施いたします。また、講義5の公開講座でございますが、姉妹都市であります宮城県大崎市職員の方を講師に招きまして、「宮城県大崎市マチ・ヒト・キズナ」といったところで復興のまちづくりのお話をしていただく予定でございます。講義6、修了式は塾長の明治大学大学院の中林先生にお願いする予定でございます。  まちづくり「下町塾」の開講については以上でございます。 ○委員長 それでは、第21回まちづくり「下町塾」の開講について、ご質問がありましたらどうぞ。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 若干お伺いいたします。  去年より1カ月早くスタートということで、またかなり好評だったということをお伺いしているんですけれども、アンケートもとられてということで、それらを踏まえてどのような反省というんですかね、去年のを終えて、検討されて、ことしどのようなことに力を入れてやられるのか教えていただきたいと思います。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 昨年も実施後、アンケートの分析をしておりまして、各講義についても細かくいただいておりますが、一つは講義1のところで従来、台東区の都市計画マスタープランということで半日使っておりましたが、中身がなかなか難しくてわからないところもあるというようなお話と、あと実際区民と行政との役割がわからないというところもございましたので、この辺も都市計画マスタープランの説明を少し減らしまして、実際区民との役割分担でまちづくりを進めている方に講師をお願いするようなことを考えております。  以上でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 昨年参加された方の年齢構成とか、ことし対象者とする目安とされている年齢構成みたいなものございましたら教えていただきたいと思います。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 従前、下町塾の受講生については平均年齢が少し高い傾向がございましたが、やはり区としましては塾の卒業生には実際のまちづくりに従事していただきたいという部分もございまして、少し平均年齢が下がるような声がけ等を行いまして、特に昨年は区内にある学校を中心に大学ですとか専門学校、そういったところにも声をかけましたので、20歳代の参加が従来の倍ぐらいになってございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 その辺をお伺いしたかったんです。本当に若い人たちにも参加していただいて、皆さんと一緒に台東区のまちづくりを進めていきたいと思うんですが。この60名という人数については適当というんですかね、あふれてしまうようなことが昨年はなかったんでしょうか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 昨年は60名より1名ほどオーバーフローしておりましたが、従前60名程度の定員で十分できるような内容でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 最後にお聞きしますが、先ほども申し上げたとおり、本当に若い人たちに興味を持っていただいて、内容の充実した下町塾にしていただきたいと思いますので、またことしもアンケートをしっかり掌握していただいて、毎年充実したわかりやすい、盛況な下町塾にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 毎回非常に魅力的な講演のお題目とそして講師の皆さんがお見えになっているということで、非常に興味を持っているんですが、これ今までも日曜日でしたか。何かかつてはふだんの日だったりとかして、私も聞きたいなと思ってもいつも聞けなかったような感じがして。ただ、この秋の時期の日曜日だとまたますます行けないかななんて……           (「それは個人的な理由だから」と呼ぶ者あり) ◆青柳雅之 委員 いうふうに思うんですが、そこで今ちょっと寺田委員のやりとり聞いていて、何か年齢層が高いというのは、リピーターみたいな方が毎回常連で出ているケースが多いということなんですか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 まず、開催日でございますが、従前は平日にやっていたようですが、3年前からなるべく働いている方も来ていただきたいということで、日曜日開催に切りかえてございます。  また、年齢構成につきましては、従前はやはり一つは生涯学習の場というような捉え方をされている方もいらっしゃって、1回話を聞いてもまた聞いてみたいという方がいらっしゃったことは事実でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 はい、わかりました。そうですね、曜日も含めていろいろ工夫されているということですし、あとこれだけまちづくりに理解をしていく方々の人数がふえるとか、あるいは裾野が広がっていくということも大きなあれですから、ある意味何ですか、初めての方向けの講座とあとは何回も出ている方用のちょっと上級的な部分とまた分けてやっていったりとかすると、もっと広がりがふえるのかななんていうこともちょっと今、思いつきでありましたので、またそこに工夫を加えて充実していただきたいと思います。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 予算のほうをきちんと見ればわかるんでしょうけれども、この下町塾で地域のまちづくりを推進するリーダーを育成するということは、これはあれですか。こういった同様のまちづくりのリーダー育成みたいな事業というのはほかの自治体でもあって、例えば都とかからもある程度台東区に対して助成とかあるんですか。それとも台東区独自のずっと単独事業できているんでしたか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 こういったまちづくりの団体を育成するという制度は皆無とは申し上げませんが、非常に少ないというふうに聞いております。また、ほかの制度で何かないかというものにつきましては、東京都の外郭団体の住宅・まちづくり――ちょっと正確な名前があれですけれども、そういった公社の中でそういう助成をしているということを聞いたことがございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 それで何で聞いたかというと、都とかが体系的にそういうリーダーを育成して、そういうまちづくりに対して知識を高めていただく住民の皆さんをふやして、何かそういうものに生かしているのかなと思ったんですけれども、例えばもしそうであるならば、やはり下町塾でこれだけ立派な先生方が講演されて、費用の関係でなかなかほかの自治体のところに視察に行くというのはお時間の関係難しいでしょうが、台東区独自のいろいろな勉強、それから台東区と関係のあるいろいろ大崎市のいろいろ職員の皆さんのお話とかを聞いて、学んだことをほかの自治体でも同じようにまちづくりを推進するリーダーを育成して、そういう事業があるならば、ぜひ交流していただきたいなという思いであったんで。  今の段階では台東区の中で完結していくということなんでしょうけれども、皆さんが何か我々議会とか区民に対して学んでいただいたこととかをアピールしていただく場所というのはどういうところがあるんですか。 ○委員長 都市計画課長。 ◎伴宣久 都市計画課長 実際参加者の方も実際地域のまちづくりに参加したいというご希望がございまして、昨年初めておかず横丁でワークショップを実施させていただきまして、それは参加者の方がおかず横丁に行きまして、実際そこの方からヒアリングをして、自分たちなりにそのまちの課題だとか方向性をまとめて、ことしの2月でございますが、商店街と町会を対象に実際それをつくられた方が提言をするというような形を行っておりまして。その中の一つがおかず横丁のお休み処という整備された部分があって、少し使われてない実態がありましたので、今回それを受講した方を中心に1年限りでございますが、そのお休み処を復活させて運営したという実績がございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 今、課長がおっしゃった、やった……           (発言する者あり) ◆堀越秀生 委員 いやいや、偶然、今、話がそうなったんであれですけれども、いやいや、たまたまこの間、三社祭の日曜日の日に鳥越の三味線堀でやったんですよ。今お話が出たんでたまたま思い出したんですけれども、望月区議と一緒に参加させていただいたんですが、ああいう場所で発表されるのかということを認識したと同時に、実はあのときに一つ問題になったのは、なかなか町会の皆さんとか今おかず横丁の理事長の方とか、そういう方たちと交流しながらもなかなか地域の、いわゆる昔から台東区の町会とかで活躍される方との情報交換がなくて、ちょっと言いづらいんですけれども、うまくマッチングしてなかったのが現状なので。  今そういうふうに課長からもお話があったんで、ぜひこういう勉強された方と町会との交流とか区民へのアピールの場をもっとふやしていただければ、ああいうこの間行われた勉強会みたいなのももっとまちにすんなり入っていくのではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、浅草橋駅周辺環境整備について及び密集住宅市街地整備促進事業の進捗状況について、地区整備課長、報告願います。 ◎前田幹生 地区整備課長 それでは、浅草橋駅周辺環境整備についてご報告をさせていただきます。資料6をごらんください。  項番1の経緯でございます。駅高架下の区道につきましては、かねてより地元からカラー舗装化の要望がございまして、旧福井中学校の跡地の整備も完了したことから、改めて地元から強く要望を受けております。また、駅バリアフリー化も同様に強い要望がございますが、駅の構造が特殊なことなどの理由から具体的な案とすることができずに今日に至っております。  次に、項番2の整備の目的でございます。この環境整備につきましては、台東区都市計画マスタープラン及び台東区バリアフリー基本構想に基づき、交通環境を改善し、駅前のにぎわいにつなげるとともに、バリアフリー化を図ることを目的としております。  次に、項番3の整備の方向性でございます。まず、(1)歩道整備でございます。既にご承知おきかと存じますが、高架下の区道につきましては、駅の南北それぞれに江戸通りから左衛門橋通りまでの区間で延長約280メートルでございます。こちらの区道それぞれの駅側に歩道の整備及びカラー舗装を進め、歩行者の安全性、回遊性の向上及び道路のバリアフリー化を図ります。  次に、(2)駅西口におけるバリアフリー化でございます。歩道を整備いたしますとその上空を活用する想定でエレベーター設置の可能性が見えてまいりました。イメージ図を裏面にお示ししておりますので、ごらんください  設置箇所は西口となります。現在の地上階とホーム階の間に新たに中間階を設けます。エレベーターの動線といたしましては、一旦改札内の地上階から中間階へ上がるエレベーターを1基設け、中間階において各方面ホームに設けるエレベーターに乗りかえてホーム階へ上がるというものでございます。あわせて多機能トイレについても整備をいたします。  資料の1ページにお戻りください。ただいまご説明いたしましたイメージ案をもとに、引き続きJRと協議を重ね、その実現性を確認するために、JRにおきまして設計を行ってまいります。  最後に、項番4の今後の予定でございます。本件につきましては、7月の浅草橋地区町会長会議を初め、地元に対する説明に入ってまいります。なお、6月3日付でJR東日本千葉支社より浅草橋駅のバリアフリー設備の整備計画を進めるとのプレスリリースがなされております。  雑駁ですが、報告は以上です。  引き続きまして、密集住宅市街地整備促進事業の進捗状況についてご報告をいたします。資料7をごらんください。  まず、項番1の事業概要でございます。既にご承知おきとは存じますが、密集事業につきましては、谷中2、3、5丁目地区及び根岸3、4、5丁目地区で取り組んでおり、事業期間及び不燃領域率については資料のとおりでございます。本年度の取り組みでございますが、恐れ入りますが、資料の2枚目、A3判の図をごらんください。  図左側の谷中地区ではオレンジ色で示したA路線、六阿弥陀通り及びG路線、七面坂をそれぞれ6メートル、8メートルに拡幅することについて引き続き取り組んでまいります。また、右側の根岸地区では、地区の中央部にオレンジ色の丸印でお示しした場所で交差点改良工事を実施するとともに、昨年度整備したB、C路線、紺色でお示しした箇所ですが、この道路に接続するC、D路線について権利者調整等を行ってまいります。  資料の1ページにお戻りください。次に、項番2の用地の取得でございます。ただいま概要でご説明した谷中A及びG路線の一部用地を取得いたします。たびたび恐れ入りますが、資料の3枚目をごらんください。上の区域図でお示ししているとおり、両路線沿いの3軒につきまして道路用地として取得いたします。物件といたしましては、A路線沿いは現状、住宅及び事務所の案件、七面坂は現状、墓石が立っている案件でございます。  資料1ページ目にお戻りください。(3)今後の予定でございますが、7月の財産価格審議会を経まして、10月に土地の売買契約を結んでまいりたいと考えております。なお、用地の取得につきましては、6月20日開会の企画総務委員会にも報告をさせていただきます。用地の取得については以上でございます。  次に、項番3、新たな防火規制についてでございます。まず、新たな防火規制について簡単にご説明をいたします。先ほどご説明した密集事業を行っている谷中、根岸それぞれの地区は、現在、一部を除きまして準防火地域に指定されております。この規制では延べ面積が500平方メートル以下、2階建ての建物の場合、木造防火構造でよいとされており、現状のままですと燃えやすい構造の建物が再生産されてしまう現状にございます。そこで、より燃えにくい構造である準耐火建築物以上の建築物とするように、規制を強化するのが東京都の建築安全条例に基づく新たな防火規制でございます。  この新たな防火規制につきましては、これまで規制をかける範囲については密集事業を行っているエリアとすることと、規制導入に伴い何らかの支援策を検討することについては、既に本委員会においてご報告をさせていただいております。当初のご報告では、新たな防火規制の施行時期を本年11月ごろとしておりましたが、支援策の内容につきましてこの後ご報告する不燃化特区制度における整備プログラムの内容との整合を図るため、本年度末に変更するものでございます。変更後の予定については資料(2)のとおりでございます。  資料の2ページをごらんください。最後に、項番4の不燃化特区制度への取り組みでございます。不燃化特区制度につきましては、昨年度先行実施地区が決定しておりますが、本格実施につきましては本年4月に制度要綱及び補助要綱が公表され、実施地区の募集が行われております。  まず、(1)制度の概要でございますが、密集地域における不燃化を強力に進めるために、そうした事業に取り組む自治体に対し、都が特別な支援を行うというものでございます。詳細につきましては、別紙3としておつけしておりますので、そちらをごらんください。資料の最後のページでございます。  項番1のこれまでの経緯でございますが、不燃化特区制度は、昨年1月に都から示された木密地域不燃化10年プロジェクトの中の施策として実施方針が示され、先行実施地区の募集が行われましたが、募集要件が厳しく、応募を見送った経緯がございます。その後、区長会を通じて東京都に対し要件の緩和を要請し、本年4月に公表された制度要綱及び募集要項を受けまして、現在応募に向けた検討を進めているところでございます。  次に、項番2の実施方法ですが、区が作成する整備プログラムが都に認められれば資料にある都の支援を受けられるもので、経費についても国費等の特定財源を除いた区負担分の最大2分の1の補助が受けられるものでございます。  次に、項番3の整備プログラムの認定要件でございますが、区域としては東京都の防災都市づくり推進計画に定める整備地域――本区の場合は谷中が該当いたしますが――であることなどとされ、次の(2)のコア事業を設定することが求められております。  恐れ入ります。資料の1枚目の2ページにお戻りください。項番4の(2)の制度のスケジュールでございますが、今月中に予備申請、9月に本申請となり、都と協議を重ねつつ、来年3月に整備プログラムとして事業内容の認定を受け、来年度以降、事業を進めていくというものでございます。
     そこで(3)の区の対応でございますが、この制度の活用について谷中の密集事業を行っている地区で予備申請するものでございます。なお、9月の本申請までに整備プログラムについて検討し、その内容につきましては、改めて本委員会にご報告をさせていただきます。  大変長くなりましたが、報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 初めに、浅草橋駅周辺環境整備について、ご質問がありましたらどうぞ。  橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 西口にエレベーターができる見込みとなったというのは非常に喜ばしいことです。10年以上前から本当に要望が地域からもありましたし、ここ去年、ことしとかけては相当な盛り上がりで、居住者だけではなくて周辺の企業に勤めてらっしゃる皆さんからの要望でもあったということで、非常にいいことなんですが。  西口は今回こういう手法でやられたんですが、東口のエレベーターとかというのは今後、東にも欲しいなという声は当然上がってくると思うんですが、この辺については何か見込みというか、ありますか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎前田幹生 地区整備課長 確かに東口は都営線との乗りかえ口ということで乗降客も多いということで、東口でのバリアフリー化を求めるという声が非常に多かったという事実はございます。しかしながら、現在の駅舎、駅舎から各ホームへ区道をまたいだ形で利用者動線となっている駅構造が非常に特殊であるということ、それからエレベーターの設置となりますとどうしても駅舎を建てかえなければなかなか難しいというふうに考えられていること、また、駅舎につきましても都営線の出入り口でもあるということで、現駅舎での設置については工事が非常に難しいということはこれまでの検討の中でわかってきております。  東口でもということはございましたけれども、今回、西口で検討すればこういった課題をクリアできるということと、近年、非常に強いご要望をいただいている駅のバリアフリー化に早期に対応できるということから、今回西口のほうで進めたいということでさせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 こういう報告があって、浅草橋駅の西口にこういうエレベーターができるのはありがたいことで、まずは感謝したいというか、申し上げたいんですが。そもそも2013年ですか、1万6,000人を超える署名があったりとか、もっと言ったら10何年前に私、再開発・交通網整備特別委員会にいたときに当時の議会事務局次長とJR千葉支社のほうに陳情に行ったり、何か採択された陳情を持っていったりとか、もっと言ったら先輩方が昔から言われていましたよね。浅草橋駅のバリアフリーというか、バリアフリー法ができる前からエスカレーターをつけてくれとかいう話がありました。バリアフリー法が森総理のときにできて、その後いろいろ改正されてきた中で、何で、これありがたい話なんですけれども、今できるようになったのか。  これは当然JR側の話なので、なかなか課長のほうで把握しているところとしていないところがあると思うんですが、どうもJRに何か話しすると神様にお願いするみたいで、何か神様がいいと言ったらやるけれども、何かいつ来るかわかんない、いつお願い事がかなうのかなみたいな。当然、向こうはああいう大手の事業者で、でも一般の利用者からすると附合契約でもういいようにやられているといったら語弊があるかもしれませんが、本当にやはり大企業の論理でなかなか、そうはいっても向こうの守備範囲が広いから順番にやっているんだとか、こういう優先順位で社内で検討してやっているんだというのがあると思うんですが。  その辺のところ、区で把握している限りではどういう経緯で今まで願ったことが今回は実現して、今までは実現してなかったのか。その辺のところは何かありますか、参考になるようなことは。 ○委員長 地区整備課長。 ◎前田幹生 地区整備課長 今回のこのプランをお示しできるようになったこれまでの経緯でございますけれども、かねてよりやはり、先ほどもご答弁申し上げたとおり、東口で何とかできないだろうかという検討が正直なところ中心ではございました。ただ、今、私が申し上げたとおり、非常に特殊な駅だということ、それから駅自体に荷重がなかなかかけられる状態の駅ではないという、そういったいろいろな技術的な課題が非常に多くて、なかなか成案にならなかった。それの、なかなか成案にならないのに東口の検討に非常に時間をかけてしまったという経緯は正直ございます。  ただ、今回の場合、地元からのご要望もあって道路整備をする、高架下の道路整備をする。その道路整備に当たって歩道を整備するといろいろな条件がクリアできるという部分が見えてきたという。例えば具体的には車道と歩道ですと、上空を占有できる建築限界の高さが違うですとか、そういったいろいろな技術的な条件も見えてきた。そうすると西口であればそういった先ほど申し上げた課題もクリアし、早急にバリアフリー化ができるんではないかと。そういったこれまで区とJRとの協議の中でいろいろ進めてきた結果がようやくここについて実ったというところが正直な流れでございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 そうすると、JRは決して不条理な話ではなく、ずうっと東口について要望の中を検討していく中で、今回、地元から道路整備の話が出てきたので、西口という一つ思いついて、そちらだったらできますよということで、ずうっとほうっておかれたわけではないということですよね。  そうすると、これから例えば台東区にもほかにいろいろバリアフリーの問題あると思うんですが、これに関連してあれですか。いろいろ区長もいろいろな会に出席されて上野駅周辺全地区整備推進協議会を初め、JRとは常にいろいろなところで会合をとりながらも、やはり鉄道事業者、メトロも含めて、なかなか行政として要望していることと向こう側の事業者との調整のところの期間があるようでないような、そういうふうに議員としては感じるんですけれども。  もちろん区長会、23区という全体的な立場から区長が鉄道事業者に申し入れることもあると思うんですが、台東区としては何か鉄道事業者と定期的に今ある課題を議案として共通認識を持って、これについてはこういうふうに今、社内検討中ですとか、まだ全然予算の関係で上がっていませんとか、そういうような互いに状況を把握し合うような会合というのは、どういう場があるんですか。というか、そういうものはなかなか持ちづらいんですか。どうなんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎前田幹生 地区整備課長 協議体という形というよりは、それぞれ個々、今回の場合、浅草橋駅の案件であれば、JRの千葉支社の担当とそれぞれ所管課である地区整備課のほうでずっと協議を持ってきた。あるいは別の件でいえば、東京支社ですとか、あるいは本社ですとか、現在、区のほうにもJRから管理職が1名来ておりますので、そういったところでいろいろな場を活用して情報交換を進めているというのが現状でございます。 ○委員長 堀越委員。 ◆堀越秀生 委員 要は、最後、自分の意見を言うと、幾ら鉄道事業者が大資本を持って大企業の論理でやっているとしても、やはりもともとはJRなどというのは国の財産を受けてつくった民間会社であるし、もしそこに本当に何か一定の担当者の恣意とか、そういったものによって事業計画がなされているのであれば、これはやはり、行政はもちろんのこと、やはり民意で選ばれた我々も監視していっていく必要があると思うんですよ。  JRがやはり一定の事業計画があって、ただ予算の関係とか順番の関係でこういうものが今取り残されています。また、ここの駅についてはこういう課題があるので、処理したいけれども処理できないとか、そういうものを常に把握しながら、やはりJR側の決めていく論理というものをぜひ、透明性を要求して、監視していくということが非常に重要だと思うんで、課長はいろいろ間に入って大変だと思うんですけれども、ぜひそういう仕組みを、JR側から聞けるんであれば聞いていただきたいし、あればまたそういう報告があれば我々もいつも常に文句ばかり言っているわけではなくて、ああ、こういう理由で今進んでいるんだから、もう少し待たなければいけないなとか、そのような認識もすると思うんで、ぜひその辺の調査と研究をお願いしたいと要望します。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 先ほど堀越委員からもお話ありました平成13年の署名は、私自身も大変お世話になりました元公明党の足立区議が支援者の方と中心になって署名運動を、バリアフリー法が制定になった後、入院する前に署名をやられたことがきっかけとなりまして、やらせていただいたものであるんですけれども、現在はもう超党派で皆さん進めていただいて現在に至っていると思うんですが、要望だけ一つ。  エレベーターができて使えるようになれば階段を使う頻度も少なくなるとは思うんですけれども、一応確認してきましたら結構階段が老朽化というんですか、滑りやすくなっておりますので、補修等、またあと終電時間まで西口が今使われていないんですよね。ですので、その辺の改善も含めて要望させていただきますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長 ほかにございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、密集市街地整備促進事業の進捗状況について、ご質問がありましたらどうぞ。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 すみません、1つだけ。用地取得に当たりましては大変担当所管の方も苦労されて、本当に東京都の申請、行き当たったのは本当に評価していきたいと思います。現在ここの報告にありますとおり、谷中地区の不燃領域率が43.5%ということなんですけれども、これをどのように今後進めていくか、決意というんですか、お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長 地区整備課長。 ◎前田幹生 地区整備課長 今回、東京都の不燃化特区制度を谷中のほうで活用する。特に谷中については43.5%という非常に低い数値、不燃領域率になっております。現状はやはり密集事業でもそうした不燃領域率の向上に向けた取り組みに現在取り組んでおるところでございます。  今回、不燃化特区制度を活用することによりまして、そうした密集事業をより加速をさせて数値のアップをなるべく早く上がるような形で、いろいろな形で取り組んでいきたいとは思っております。また、具体的な不燃化特区のメニューについてはこれから検討させていただいて、近々にはご報告できると思いますけれども、そうした内容につながる内容にしていきたいなというふうに考えているところでございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 ありがとうございます。参考までに東京都のほうからは強化地区も指定になっていると思うんですが、大変苦労されている中で進められているので、なかなか言いにくいんですけれども、ちなみに清川地区は不燃領域率はざっくりでいいんですが、40%とか50%とかどれぐらいなんでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎前田幹生 地区整備課長 東京都のほうの整備地域に指定されているのが浅草北部地区ということで、現在の不燃領域率は69%ということになってございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 清川のほうも忘れずによろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で、本日予定されたものは全て終了いたしました。  その他、ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして産業建設委員会を閉会いたします。           午後 3時12分閉会...